「3時間くらいかけてやるべき」アナと雪の女王2 ひさんの映画レビュー(感想・評価)
3時間くらいかけてやるべき
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1から姉妹の絆を描いてきた。最後駆け足になってしまい、そこがとても薄くなってしまった印象を受けた。
もっと時間をかけて丁寧に描写していれば、わかりやすい映画になったと思う。
また、扱うテーマが難しいことやディズニーらしくない映画であるために賛否両論が分かれる映画だと感じた。
やはり明確なヴィランがいて、それを倒してみんなで幸せに暮らしてハッピーエンド、の方がわかりやすいし、ディズニー映画を見る人たちはそれを期待しているところがあると思う。
かくいう私もその1人で、最後の展開には納得はできるものの釈然としない気持ちになった。
キャラクターが魅力的で、さらに続編ということもあってエルサというキャラクターに感情移入していただけに、大切な人たちと離れ自分の使命を果たす事だけが幸せなのだろうかと少し寂しい気持ちになった。
第五の精霊として森で他の聖霊たちとともに暮らすのが正しいなら、人間として今まで生きてきたエルサや1で描いていたことはなんだったのだろう。
これが別物の映画ならば良かったとは思うのだが。
他の方も書いている通り、1で姉妹の絆を描いているのだから、姉妹の別れがほとんど描かれていなかったのが悔やまれる。
自分としては、1の方が引き込まれる作品であったと感じた。こちらは普通かなぁ。
映像はとても綺麗で音楽も1ほどキャッチーはものはないが良かったので、それだけでも見る価値はあるだろう。
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