「ハクナ・マタタ」ライオン・キング odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ハクナ・マタタ
クリックして本文を読む
ハクナ・マタタとはアフリカのスワヒリ語で「問題ない」という言葉、劇中で父の死に悩むシンバにミーアキャットやイボイノシシがハクナ・マタタと励まします。
何といっても見どころはアカデミー賞(視覚効果賞)を獲った「ジャングル・ブック(2016)」に継ぐジョン・ファブロー監督による実写と見紛うばかりのCG動物の描写でしょうね。恐竜でさえCGで再現できる時代ですから画期的という訳でもないでしょうが全編CGで作るとなると予算も2億6000万ドルと莫大、ジュラシックワールドが1億5千万ドルでしたから流石ディズニーですね。
ライオンが暮らすのはサバンナですから岩山に昇る姿はあまり見たことがありません、ストーリー的には子供たちに危ないところに行ってはいけません、親の言うことを聞きましょうと言うことなのかもしれませんが内容的には動物王国を巡る戦国時代のような骨肉の争い、ライオンは百獣の王と言われますからそのまま、天敵がハイエナと言うのも自然界にならったようでした。ただ、あまりにも擬人的な脚色は否めませんから子供たちが偏見を持たないよう親御さんたちがフォローすべきかもしれませんね。
公開中の続編「ライオン・キング ムファサ」は本作の前日譚として、若き日のムファサ王とスカーの兄弟の絆を描いているそうです、その公開記念で金ロードで本作が放送されていたので鑑賞しました。
コメントする