「「DREAM LAND」から「REAM LAND」 (懲らしめ ランド)へ」ダンボ shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
「DREAM LAND」から「REAM LAND」 (懲らしめ ランド)へ
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映画「ダンボ」(ティム・バートン監督)から。
アニメの古典的名作「ダンボ」を実写化したからか、
妙にリアルで、とても切ない作品に仕上がっている。
本来なら、自分の欠点を克服して、空に向かって飛び立つ、
そんな夢と希望に満ちた結末なのであるが、なぜか切ない。
私のメモは、英語で書かれた2つの看板に注がれた。
1つ目は、2行書きで「みんなの子ジャンボ」と書かれた看板、
「DEAR BABY
JUMBO」
それが、何かの拍子に1行目の「D」が、2行目にズレ落ち
「EAR BABY
DUMBO」、とスペルが変わり、「耳のダンボ」の意味になるシーン。
2つ目は、ラストシーン、ダンボを使って金儲けを企み、
サーカスではなく、遊園地仕立てにした「ドリームランド」を建設。
しかし、最後は施設が大火災になって、懲らしめられるシーン。
「DREAM LAND」、最初の「D」が、火災で焼け落ち、
「REAM LAND」 (懲らしめ ランド)となる演出。
日本語でもこういった手法は私のお気に入りだが、
英単語でのこういった、文字の遊びが私は好きだ。
「DREAM LAND」から「REAM LAND」 (懲らしめ ランド)へ、を
「気になる一言」に残しておきたい。
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