「エバ・グリーンとダンボのコンビがええなぁ」ダンボ たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
エバ・グリーンとダンボのコンビがええなぁ
舞台は第一次大戦後のアメリカで街から街へと旅を続けるサーカス団。「グレイテスト・ショーマン」の続きを観ているかのようなこのサーカスのジプシー的ファミリー感が良いのだが、さすがにディズニーなのでフリークス度合いがめちゃ甘口で残念。ティム・バートンならもっとやれたと思うのだ。前半はダンボを調教する娘のニコ・パーカーに見とれ、後半は「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」に続いて登場するエバ・グリーンとダンボの共演が素晴らしく見入ってしまう。特に練習がうまくいかず、二人でネットに落ちて体を寄せ合うシーンが最高。毒気をかなり抜かれた演出ではあるが、金儲けを企む「ドリームランド」が「ディズニーランド」そのもので、よくまあやってくれたよとティム・バートンはもちろんディズニーにも拍手を送ります。
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