「可愛らしいが…」ダンボ chaiさんの映画レビュー(感想・評価)
可愛らしいが…
子供の頃にディズニーアニメのダンボが大好きだった。
アニメのダンボはサイケデリックな色彩がふんだんに使われててピンクの像がどんどん出てきてダンボは可愛いんだけどとてもシュールで子供心になんだか怖くて夢に出てきそうな雰囲気だった。
あのダンボがティム・バートン監督が実写化と聞いてあれをベースにすればどんだけティム・バートンワールドの映画になるのかと期待してしまう。
映画を見た感想からいうとアニメ版の方がシュールでおどろおどろしいと感じた。
今作は誰が見てもダンボの可愛らしさにうっとりとなる映画と言えます。
ティム・バートンの毒気が抜かれてしまったのか。
ディズニー映画だから仕方ないのかな。
実写化すればいいという昨今の風潮がマイナーなダンボを復活させたが実写化する意味がちょっとわからない。
古いアニメにはあのダンボの良さがあった。
全てのディズニーアニメをこのままだと実写化して復活させるんだろうと想像がついてしまう。
20th FOXもディズニー傘下になってしまいディズニーの一人勝ちって感じだがこれで良いのか?
ダンボの可愛らしさを感じながらもふとこれからの映画を憂いてしまった。
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