「どこかダークな世界観。やや大人向けの冒険ファンタジー!!」くるみ割り人形と秘密の王国 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
どこかダークな世界観。やや大人向けの冒険ファンタジー!!
【賛否両論チェック】
賛:不思議な世界へ迷い込んだヒロインが、冒険を通して成長していく姿が微笑ましい。大人が楽しめるファンタジーの印象。
否:結構ダークな雰囲気で物語が描かれていくので、小さい子には少し怖いかも。
好奇心旺盛で、自由闊達な性格ゆえに、父親とはついついケンカをしてしまうヒロイン・クララ。そんな彼女が運命に導かれるように迷い込む、不思議な王国。そこで巻き込まれる大事件を通して、ひと回りもふた回りもたくましく成長していく姿は、なんだかとてもステキです。ラストに分かる家族の絆にも、心が温まります。
特にチャイコフスキーの「くるみ割り人形」そのものを知らなくても、全く問題はありません。ただやや雰囲気が暗めというか、どことなくおどろおどろしい感じなので、小さい子なんかが観ると、ちょっと怖いかも知れません。
どちらかというと大人向けの冒険ファンタジーです。気になった方は是非。
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