「目を惹きつける可愛らしい色使いの衣装や、こだわりの形の造形物たち、...」くるみ割り人形と秘密の王国 Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)
目を惹きつける可愛らしい色使いの衣装や、こだわりの形の造形物たち、...
目を惹きつける可愛らしい色使いの衣装や、こだわりの形の造形物たち、クリスマスの夜にふさわしい鮮やかで素敵なワクワクする映像は、非常に目を楽しませてくれた。
しかし、すべての伏線になる事柄に説得力がまるでないため、スッキリしないままに物語が進んで行く。いくら知っている話とはいえ、あっさりしすぎているし、唐突過ぎる。ビフォアーアフターの感動もまったく感じなかった。いつ父親と心が触れ合ったんだ?
唯一の見せ場と感じたバレエの演出も、たくましく躍動的なバレエは独創的で面白かったが、敵として出てくるネズミなんか全然余裕で倒せそうで、ちょっと物語から外れてる気がした。
表現力が際立つセルゲイポルーニンの踊りは演出に合っていて、エンドロールはとても良かった。
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