「ディズニーらしいくるみ割り人形世界」くるみ割り人形と秘密の王国 松ぼっくりさんの映画レビュー(感想・評価)
ディズニーらしいくるみ割り人形世界
クリックして本文を読む
聞いたことのある楽曲に綺麗な映像と不思議な世界。
主人公のいる世界とは別の世界があり、そこは亡き母が作り上げた秘密の世界だった!
という、ディズニーらしい世界観で楽しめました。ストーリーもありがちで、母が亡き後の父親との溝、真相の全てを知っていそうな叔父、元の世界と別の世界では時間の進みが違う、味方だと思っていた人が黒幕、最後は共闘して黒幕を倒し、元の世界に帰って父親と仲直り〜などなど、ディズニーらしさが詰まった映画でした。
それを観に行ったので、あるあるな感じは気になりませんでした。続きがあってもおかしくないなという終わりだったので、また続きがあるかもしれません。
気になったのは、世界観の説明のなさでした。
母親や叔父は何者なのか。なぜ二子のみだったのか。マザー・ジンジャーが追放されることとなったシュガー・プラムの最初の悪巧みとはなんだったのか(軍隊の話なら、鍵がないから作れなかったはず)。なぜ叔父が鍵を持っていたのか。など、気になるところは盛りだくさんで、終了します。設定をあちこちにばら撒いて、回収せずに終わっていて気になります。
ディズニー世界観とは言え、補足が全くないのはいただけないと思いました。
コメントする