「クララの美しさは良かったです」くるみ割り人形と秘密の王国 ゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
クララの美しさは良かったです
☆良かったところ
・クララの美しさ
最初から最後まで芸術品のような美しさでした。
お姉さんと弟も美形
・クララたちの住む街の美しさ
雪の降る美しい街の景色から映画が始まります。その美しさに素晴らしい映画なのではないかとワクワクしました。
・エンディングの映像
魅入ってしまいました。
★良くなかったところ
・ストーリーやキャラの描写に深みがなく、?と感じる箇所が多く感情移入できなかった。オルゴールの答えもマザージンジャーの真相も大事なところなはずなのに全くピンとこなかった。
・あちらの世界に行ったクララは断崖絶壁もなんのその、ブリキの兵隊も素手で次々とやっつける戦闘力を発揮し、くるみ割り人形たちが力不足に感じてしまった
・豪華な世界観の中でマザージンジャーのスタイリングが冴えないおばさんだったところ
・ファンタジーの世界の映像がCG感が強かった
・くるみ割り人形、おじさん、バレリーナとキーキャストがブラック系の方々で、多すぎると何か他のメッセージ性でも込めているのかと気になってしまった。
マッケンジー・フォイさんを今作で初めて知りましたが、終始彼女の美しさを鑑賞できたことは良かったです。ドレス姿はまさにプリンセスでした。映像も最初と最後はとても素晴らしく、それだけに、ストーリーやキャラ描写はもう少し丁寧に描いて欲しかったなと思いました。またナルニア王国やもののけ姫(タタリ神様)を感じるところがあり、既視感に捕われてしまいました。ストーリーについては早い段階で諦め、ヒロインの美しさを鑑賞する時間だと割り切りましたが、原作のストーリーを調べてみたところ、とても素敵だったので、オリジナルをもう少しうまく活かして欲しかったなぁと思いました!