アントマン&ワスプのレビュー・感想・評価
全62件中、21~40件目を表示
笑
結構笑える。
超絶スーパーヒーローなはずなんだけど、かなりユルユルで…そのせいもあるんだろうな。
出てくる敵の強さが見合ってなくて、力を持て余す…いや、最大限有効的に使ってない感じがいっぱいある。もしくは、その力の最大値を認識させられる程の敵に出会ってないからなのだろうか?
その余剰分を笑いに振ってるような感じもするが、覚醒したアントマンなんてものへの期待もあったり…まだまだ底が知れないのだ。
映像の表現力はホント凄い。
とくにサイズ変更時の映像などは、至極普通に見えるからとんでもない。
チャラけた主人公だが、それとは裏腹なガッチリとした表現力に唸る。
お芝居的にも、30年を経た夫婦の再会には「これがアントマンなのか?」と逆に違和感を覚えるほど感動的だった。
…なんとなく統一感のない作風にも思えたりするが、この未成熟な感じもこの作品ならではなのかと思う。
地球を守るヒーローではなく、地域を守るヒーローみたいな庶民的な感じがいっぱいする。
エンドロールに挟まれるオマケ映像。
おそらくサノスの仕業なのだろう。
量子空間に閉じ込められたアントマン。
人を進化させる空間らしい…という事は、進化したアントマンが帰ってくるのだろうか?
それらを含め、全ては「キャプテン・マーベル」に繋がっていくのであろう。
結果論ではあるが、何年越しのプロジェクトになるのだろうか?
「キャプテン・マーベル」への伏線というには、あまりにも豪華な作品群。
期待に胸が高鳴る…。
独自アクション & 四ツ巴の争い
・主人公チームに対してゴーストに悪徳商人・FBIと…。次々と敵が現れ、息つく暇も無いくらいに忙しくて、さらに大小立体的なアクションシーンもあってと、楽しさ満点でした。
・量子の世界は、私にはちょっと行き過ぎな世界観でついて行けない部分がありましたけど、最終的に家族再会出来て良かったと思います。
・博士の元で働くアリさん達は、私には可愛いく見えなかったです…。(笑)
地に足をつけさせてくれる
安定した面白さ。
スコット、ホープ、ハンク3人のコミカルな掛け合い。
ルイスや元泥棒3人の間の抜けた言動。
アントマンの行動の動機が基本的にはキャシーの一言。
など前作同様の面白さ。
スケールもピム家、ラング家の家庭の事情の域を出ない。
その事から、前作のようにアベンジャーズで話が広がっちゃった部分を一旦身の回りに目線を戻してくれる。
そういった意味合いからもよい作品。
今回のゴーストの能力も面白く、自分で制御できないという悲劇性も話としてよい。
耐えられない痛みから敵対するが、キャシーに手を出すというところは思い止まる。
今後も絡んでくるための描写だろうか。
そして3との関連も最後語られ、取り残されたアントマンは、さてどうなるか?
安心して楽しめるヒーローアクション映画
「アントマン」の続編です。FBIに監視軟禁されるスコットが、ハンク・ピムと娘ホープの量子の世界から戻れなくなったホープの母ジャネットを救出に巻き込まれる中で、量子研究の成果を狙うバーチ、量子実験で不安定になった自分を救うためにジャネットを狙うゴースト、スコットたちを追うFBIなどが絡むストーリーです。ストーリーにスピード感があり、連続するアクションシーンも飽きさせず、適度にユーモアもあり、面白かったです。
退屈はしないかな
てきとーなネタバレありです。
大まかなストーリー。
主人公はキャプテンアメリカと共に戦ったシビルウォーの件の為に2年の軟禁を義務付けられていた。あと二日で軟禁は解除されるらしい。娘とスパイごっこをして段ボールで作ったアトラクションで遊んで居たりカラオケしたりして過ごす→博士やその娘であるヒロインとはスーツを持ち出し勝手に違法行為に使用した事で博士とヒロインまで警察に追われ縁切りされている→夢の中で知らない女の子とかくれんぼをし鏡を見ると自分が知らん人になってる。(ヒロインのママ)→ヒロインが迎えに来る。ラボでヒロインママが生きている可能性があり助けるために粒子世界へ行く→そのための部品を闇商人に買おうとするがトラブルになる→戦闘しているとリアル鬼ごっこで出てくる敵の白バージョンみたいな奴が現れる。物や攻撃をすり抜ける。→部品とラボを盗まれる→元泥棒仲間の防犯システム会社へ行ったり博士の元仲間に会いに行き情報を集める→敵の居場所を突き詰めるが捕獲される。敵の正体は女性で物を通り抜けるのはスーツの能力ではなく本人の能力との事。→博士の元部下の娘で首にされた父は独自で研究し失敗。居合わせた妻子を巻き込み子供だけ生き残ったが子供は触れられたり触れなかったりするゴーストになった→序盤で出て来た博士の元同僚黒人がその保護者で彼女を助けたいらしい。シールド本部は彼女を「助けてやる」と嘯き兵器をして利用。→細胞がバラバラになったり戻ったりする苦痛と不安を味わっているゴーストガールは焦っている様子。→博士の機転でその場を抜け出しラボを回収→森林へと逃げる。→闇の証人とゴーストが元泥棒仲間のお喋りが薬品を使われ自白した為に居場所を知られる。闇商人はFBIに居る裏繋がりの刑事へ通報→FBIは主人公の自宅へ向かうも急いで来た主人公が残っている→森林の二人は捕まった。→が蟻とスーツを使い侵入して二人を救出→その後、洋画あるあるカーレースと主人公とゴーストガールが戦闘しつつラボを取り戻し奥さんを救出。
主人公は軟禁から解放されましたよというお話。
まぁ、アベンジャーズとかと違いアントマンは特にスケールの狭い話なので同じような展開(ラボの取り合い)が繰り返されます。
エンディングの最後はインフィニティウォーのラストと同時刻になり粒子世界へ実験として乗り込んだ主人公を残し外側に居たヒロイン、博士、ママンが消え去る。よって主人公は粒子世界に孤独。
最後の最後は主人公の振りをしていた蟻がドラムを叩きまくり終わり。蟻は人間じゃないからね。無事だよね。
感想
前作もそうなのだが、アントマンがそこまで莫大な支持を得ないのはマーベル作品でもよく言えばファミリー向け、悪く言えば毒も薬も無い所である。まず映像が強烈ではない。前作はテロを防いだが今回は闇商人とゴーストガールとの戦いで映像としてもすり抜けるだけな奴と特殊能力も無い他力本願な商人との戦いであり銃撃戦や爆発、ビルを丸ごと破壊など他シリーズと比べて劣ってしまう。
とはいえ比べたらの話であり、ユーモアや大小のサイズを変え塩のはいった瓶が敵の道を巨大化して防いだり小さくなったワスプが台所で戦うシーンは見ものだ。ミニチュアになったりデカくなったりするカーレースも。
ストーリーで言うなればゴーストガールは完全な逆恨みである。
親父が危機管理無く危険な研究をし妻子をそこに連れて来ていた又は入れるようにしていたことは過失でしかない。とはいえ生きたい気持ちは否定できずシールドで兵器として利用されていた経験から荒んだことは無理も無い。だがどこか腑に落ちない。
闇商人も同じくだが、あの手の商売の人間が支払金をこちらが用意しているのにわざわざ面倒事を起こすのは制作側がただ敵にしたかっただけのような気がする。あとどれほどの権力かは知らんが本人出張り過ぎでは?部下にやらせろよと思う。
率直に言えばアントマンとワスプが活躍する為にわざわざ作られた敵のような気がする。と思いきや原作では全く違うキャラの様でそういう事だ。
最後に主人公を残し三人が消えたのは、粒子世界から主人公が活躍するのが確実でしょうね。どうやってコンタクト取るかは不明ですが・・アイアンマン居るし博士はトニーパパ(?なんいせよスターク一族の誰か)の同僚だからデータ解析するなり出来そうですからね。
蟻も活躍するのかな。
シンプル・イズ・ザ・ベスト!
「マーベル・シネマティック・ユニバース」第20作。
「アントマン」シリーズ第2作。
レイトショーで鑑賞。
コミックは未読です。
頼りになり過ぎる相棒“ワスプ”と共に、ひとり娘をこよなく愛するヒーローパパ“アントマン”が帰って来ました。
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の圧倒的衝撃冷めやらぬタイミングでの登場に、一服の清涼剤の感がありました。とにかく楽しい! 「インフィニティ・ウォー」のような悲惨さはまるで無く、観終わって「あぁ、面白かった!」と心の底から言える作品でした。これぞ、映画の醍醐味…。
縮小・拡大を繰り返す壮絶なアクションと、日常がスリル溢れるスペクタクルに変貌する面白さが、格段にパワーアップ! ワスプの登場によってバディ・アクションの要素が加わりますますヒートアップ! 神秘的な量子世界の描写は、息を呑むほどのビジュアル・ショックでした。
物語の構造も、“初代ワスプ”ジャネットを助けるために奮闘するという一点に集中しているシンプルさ…。アクション映画はこうでなくっちゃ! ピム一家の物語と言い、スコットと娘のキャシーとの関係と言い、家族の愛の物語はどんな形であろうとも良いものだなと思いました。
ゴーストが単なる悪人では無いというのもまたいい感じでした。今後何らかの形で再登場して欲しいキャラクターだなぁ、と…。彼女が背負った運命を想うと、サノスの“指パッチン”を生き抜いていて欲しいなぁ、と願うばかりです…。
ゴーストを支援する科学者役で、ローレンス・フィッシュバーンが参戦。見た目が似てる者同士で、ニック・フューリーと並んで欲しい(笑) 「ジョン・ウィック」シリーズにも出てるし、いろんなシリーズ物に一枚噛んで来るなぁ…(笑)
何はともあれ、マイケル・ペーニャが最高! 彼がいなくちゃ「アントマン」じゃないと声を大にして言えるほどの重要キャラだなと改めて思いました。佐藤二朗みたいな軽妙さが堪らん!(笑) この役はマイケル・ペーニャにしか出来ない!
――
注目ポイントは、時系列的に「インフィニティ・ウォー」の前なのか後なのか、ということ。それによって本作の持つ意味合いが変わって来ます。そればかり気になっていました。
いざ鑑賞して、アントマンが「インフィニティ・ウォー」に参戦出来なかった理由が分かりました。それどころじゃ無かったんですねぇ…。ワカンダがサノス軍団の攻撃を受けている頃、裏では本作の戦いが行われていたということかぁ…。
そして、重要な実験中にアントマン以外が塵となってしまうというまさかの展開…! 「アベンジャーズ4(仮題)」にアントマンが登場することは明かされているので、この状況からどのように脱出するのか、今から非常に気になりますなぁ~!
【余談】
ピム博士が古いアントマンスーツを着て、妻を助けるために量子の世界へと命懸けのダイブを敢行することに…! さながら「ミクロの決死圏」。マイケル・ダグラスのスーツ姿が見られるなんて、すごいお得感がありました(笑)
※鑑賞記録
2020/07/08:WOWOWプライム(2回目)
ひとりだけ"欠席"した理由がわかる。やっぱり生身の人間だから魅力的ね
感慨深いのは、「アイアンマン」(2008年)から10周年。毎年2作ペースにもかかわらず、脱落するどころか、オンデマンド時代の恩恵で、どんどん観客は増えている。いまだにエンドロールで離席する人がいるのは、ナゾである。
そして衝撃の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018) で、ヒーローチームは全滅してしまった。その「インフィニティ・ウォー」に唯一、登場していなかったのが、"アントマン"である。なぜ登場していなかったのかが、明らかになる。
本作は、"マーベル・シネマティック・ユニバース"(MCU)の第20作目であり、第12作目「アントマン」(2015)の続編にあたる。きっちり3年前のエンドロールからつながっているので、復習してから観たほうがいい。
アントマンは第16作の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016)にも参加していたが、それが理由で、"FBIに軟禁状態にされていた"というのが、表向きのタテマエである。
しかし現在MCUはフェイズ3にあり、ヒーローチームは再編されて、フェイズ4に向かう。アベンジャーズの何人かが卒業するので、その"前振り"が始まっているのだ。
アントマン(=スコット・ラング)はMCUの中でもっとも魅力的なキャラクターだ。アイアンマン(=トニー・スターク)が引っ張ってきたアベンジャーズのキャラクターたちは皆、高性能で無敵すぎる。そんな中で、アイアンマンと同じく"生身の人間"なのが、アントマンである。スーツや武器を装備しないとヒーローになれないところが共通している。
トニー・スタークは金持ちで女たらし、だけど天才的な科学者でペッパーを愛している。スコット・ラングは泥棒でバツイチ、だけど娘想いの心優しい父親。ここが憎めない理由だ。スーツによって体長1.5センチから20メートルまで伸縮自在のヒーローになる。
前作でアントマン・スーツの開発者、天才科学者ピム博士の娘ホープに、母親が着ていたスーツを渡すところからつながっていて、ホープは伸縮自在のヒロイン、"ワスプ"として、いよいよ参戦する。
引き続きマイケル・ダグラスがピム博士を演じているが、実はピム博士と妻ジャネットが、初代の"アントマン&ワスプ"だったというのが、ストーリーの主軸である。
"アベンジャーズ"シリーズの長寿命化で、出演俳優のバトンタッチが現実問題化するなか、アントマンはヒーロースーツを継承できるというのが、実はキモだったりする。
伸縮自在のカラダが、これまでのアクション映画にない、斬新なシーンを生み出す。初回は3D4DXで鑑賞したが、この映画も4D系で観る価値がある。クライマックスのカーアクションシーンがメインだが、小さくなったアントマンがクルマのワイパーと洗浄液に見舞われるところは、4DXの"水"の意義がある。
いつも通り、"スタン・リーを探せ!"があることはもちろん、エンドロール後のサービス映像で、「インフィニティ・ウォー」とつながる深刻な事態にアントマンが巻き込まれてしまう。ここで初めてアントマンが「インフィニティ・ウォー」に出ていない伏線とつながる。そしてMCUがフェイズ4に向かって進行する。これはぜったいに観るしかない。
(2018/8/31/ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ/字幕:林完治)
ポップコーン・ムービー!
マーベルヒーローだからって、全てにクールを求めたらいけない。本国で微妙な評価なのは、そのあたりじゃないかな?イマイチ何に魅力があるかわからない「ブラック・パンサー」なんかより楽しめた。楽しい映画だと思う。
●アントマンはスカッとコメディなので、ドラマ性はあまり求めない。作り手もそれはわかっているんだな。言わばお笑いポップコーン担当。そうじゃないとこれだけ数あるマーベルヒーローはどれも似たような物になる。
●ヒーローの特技をいかに面白く見せるかがヒーロー映画の面白さだと思う。スーパーパワーをただ放出してるだけじゃつまらない。アントマンは色々な見せ方で楽しめた。ただ小さくなるだけではない事を続編で広げた。
●自身だけじゃなくて物体の大きさを変えられるのも面白かったが、様々な大きさになれるというアイデアが気に入った。微妙な大きさで子供に間違われるとか、車をキックボードにするとか。
●くだらないギャグが良かった。自白剤の下りを引っ張り抜くなど面白かった。つまりギャグヒーローと言うポジションを押したのが良かった。
●エンタルグルメントとか量子の世界を扱っているのが何気に知的。量子論を少しでもかじった人ならちょっと楽しいサイエンスフィクションかも。素粒子の世界の生物とかイマジネーションが面白い。
気軽な気持ちで見たので、楽しかった。
これがマーベル!
マーベル作品は、『インフィニティ・ウォー』で、奈落の底に落とされ、暗い気持ちになりましたが、やっぱり、ヒーローが活躍して、その中にユーモアん交え、明るさのある本作の構成は好きです。これも、ディズニーが絡んでいるからかな…⁈
今回は、アントマンにワイプも加わって、小さくなるだけでなく、大きくなるパターンも確立し、アクション・シーンが、ずいぶんとパワーアップしていました。
また、突然、スコットにジャネットが舞い降りてオネェ言葉になったり、ルイスの自白場面、ウー刑事との間の抜けた会話…など笑いを誘う場面もたくさん盛り込まれ、楽しく明るいムードに包まれます。
エンドロールの後の場面は、『アベンジャーズ』との繋がりも見えてきて、第3段も楽しみになりました。
マイケル・ダグラスは、渋さも増して、いい歳のとりかたをしていますね。『氷の微笑』以来好きな役者さんです。
The Greatest Grandmother. 安定のマーベルアクションコメディ
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の記念すべき20作目「アントマン&ワスプ」です。アントマンは他のヒーローに比べ地味なイメージですが、その分周りがキャラクター立ってて面白いですね!
ついにワスプが登場です。原作アメコミでは50年以上前に出ている古いキャラクターです。アメコミファンから見るとジャネットじゃないのが気になる所ですが、アントマン同様こちらも2代目ですね。ホープはスコットより格闘技術が高くスーツを使いこなしているカンジでした。
でも何よりマイケル・ペーニャ演じるルイス!今回も最高でした。前回より出番が多くって良かったですね~。もう喋りだしたら止まらない!スコットとかホープを吹き替えで喋ってるシーンはホント上手いですよね。スコットの身代わりになってた蟻を見て「スコッティ?」と声をかけるシーンは大好きです。
アントマンのポール・ラッドはコメディ畑出身だけあって流石に上手いです。ジャネットに乗り移られた時の女性っぽい仕草ときたら!ワスプを演じるエヴァンジェリン・リリーは海外ドラマ「LOST」からの出世頭ですね。ちょっとクールなキャラクターですが、強くて賢い女性が良く似合ってます。
そして、初代ワスプにはミシェル・ファイファー!昔の「バットマン・リターンズ」でキャットウーマンを演じていたので、これでマーベルとDCどちらも制覇ですね。
更にもう1人マーベルとDC どちらも出演したのがローレンス・フィッシュバーン。本作ではハンク・ピムのかつての同僚ビル・フォスターを演じています。原作アメコミでビル・フォスターはゴライアスという大きくなれるヒーローで、残念ながらシビル・ウォーの時に死亡してしまいました。大きくなったまま殺されたので墓を掘るのが大変だったみたいです。
ちなみにスコットの娘キャシーも原作アメコミではスタチュアというヒーローになってます。もし後10年ぐらいMCUが続いたら成長したキャシーがスタチュアになって、ヤング・アベンジャーズやりそう。ってか発表してないだけで実はもう計画考えてたりするんじゃないでしょうか?
最後スコットが量子世界に取り残されたのですが、これは「アベンジャーズ4」で解決されるのでしょうか?逆に「アベンジャーズ4」でアントマンが出演しなくっても問題ないようにする前フリに思えたのですが・・・んで、「4」で全てが解決した後に戻ってきて、1人だけ話についていけなくハブられるスコットとか?なんて想像をしてしまいます。
何はともあれ前回「インフィニティ・ウォー」ですっかり重くなった雰囲気のMCUを明るくしてくれた「アントマン&ワスプ」。やはり人々が楽しめる映画作りを心得てるマーベルだけあって安定の仕上がりでした。さぁ、お次は舞台を90年代に変え「キャプテン・マーベル」だ!
そういえば映画のパンフレットにマイケル・ダグラスの写真が1枚もなかったのですが、何かの肖像権に引っ掛かったんですかねぇ?
アクションもユーモアもアットホーム感もビッグサイズな面白さ!
MCUのBEST級と言ってもいいあの『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』に続く、記念すべき通算20作目は…
アントマン!
お前かい!
あの超一大事の後にコミカルな最小ヒーローやってる場合じゃねーよ!
…と、いきなりディスっちゃったけど、アリンコヒーロー第2弾、今回も面白かった!
あの壮絶な超大作の後にコミカル路線というのも、MCUのユニークな所。
面白さも楽しさもサイズ増し!
やはりこの、小さくなって大きくなって、また小さくなってまた大きくなってのアクションは、愉快でエキサイティング! ビジュアル的にもユニークで、魅せるものがある。
特にクライマックスの、ある物を巡って、小さくなって大きくなっての争奪&追跡戦は、本作BESTの見せ場!
普通サイズから1.5㎝サイズに、『シビル・ウォー~』ではビッグサイズにもなり、本作では装置の不具合で“子供サイズ”にもなって、これが笑わせる。
惚けたユーモアとコミカルなやり取りが本当に笑える。
緊張感あるシーンでも絶妙に笑いが入り、捕まってしまったとあるシーンで掛かってきた娘からの電話とか、“自白剤”とか、結構ツボにハマった。
数あるMCU作品の中でも、すんなり気楽に見れるのが、この最小ヒーローの魅力。
勿論今回も大奮闘してるアントマンだが、やはり何と言っても、
ワスプ!
ピム博士の娘ホープが、本作ではいよいよスーツを着て大活躍!
前作でもスーツ無しで充分存在感発揮してたが、さらにビッグサイズ増し!
空も飛べ、キレッキレのアクションとカッコよさ…。
アントマンも完全に喰われ、これじゃもう、“アントマン<ワスプ”か“ワスプwithA”状態。
そして言うまでもなく、エヴァンジェリン・リリーが魅力的。
ペイトン・リードの演出は快調。
快演のポール・ラッド、好演のマイケル・ダグラス。
新たに、ミシェル・ファイファー、ローレンス・フィッシュバーンらが参加。
共に80年代にスターになったダグラスとファイファーが夫婦役というのも感慨深い。
あ、それから、おバカトリオの珍活躍も。ルイスも相変わらず絶“口”調。
ストーリーは…
『シビル・ウォー~』でキャップ側に付きソコヴィア協定に違反し逮捕され、FBIの監視下、軟禁状態のアントマンことスコット。
そんな彼に、ピム博士とホープがある目的への協力を依頼。それは、量子の世界に消えた妻ジャネットの救出。
救出の鍵を握るラボを狙って、闇商人や謎の敵“ゴースト”が現れ…。
頼れるバディも女性ならば、敵も女性。
幽霊のように身体を透明化し、壁をもすり抜ける事の出来る強敵に、アントマンとワスプも苦戦!
が、彼女には悲しい過去が…。
新進女優ハナ・ジョン・カーメンの魅力もエヴァンジェリンに負けず劣らず。
ゴーストがラボを狙うのは、自身の悲しい過去と自身の命に関わる理由から。
ピム博士とホープも妻/母を救いたい。
各々に確固たる理由があり、どちらが優先なんて決められない。
闇商人は別として、本作には悪人など居なかった。
痛快愉快なヒーロー活劇だが、ゴーストの悲しい過去や深淵な量子世界など、下手すりゃその中へ陥ってしまう。
それを、ファミリー愛が救っている。
ピム博士、ホープ、そしてジャネットの家族の姿は本作の要。
それから、スコットと幼い娘のキャシー。ダメパパでも、そんなパパが大好き。
信じ合い、支え合い、家族が要るから。
このアットホーム感あってこその我らのアントマン!
ユニークなアクションもユーモアも、感動的な家族愛も、量子世界のイマジネーション豊かさも、最小サイズではなくビッグサイズな面白さ!
さて、『~インフィニティ・ウォー』では不在だったアントマン。
小さくて見えなかったんじゃなく、軟禁状態でもあったし、彼は彼で一大事だった。
そして、エンディングのオマケ映像で、見事『~インフィニティ・ウォー』と繋がった!
タイトルなし(ネタバレ)
2025年5月
サンダーボルツ*公開に向けての復習で
久しぶりにみました
内容はほとんど忘れていました
復習しておいてよかった
この頃のMCUは面白いですね
本作はインフィニティー・ウォーと
エンド・ゲームの間に存在する重要なエピソード
エンディングのシーンで指パッチンされて
スコットは量子の世界に行っている時だから消されない
それ故にエンドゲームで勝利できる要因になったのでしたよね
ゴーストの過去は悲しいお話
ヴィランではありましたが
かわいそうですね
サンダーボルツ*が楽しみです
期待しすぎた、いっかい落ち着こう
予告編の段階では、ものすごく期待値が高かったんですよ。何しろ、
・前作が父と娘の物語で、すごく良かった。続きが見たい
・今回「アベンジャーズ」の直後ということで、情報が欲しい
・新しいキャストが発表されて、ミシェル・ファイファーが見られる
・新キャラのゴーストがカッコいい
これだけ見たい理由が揃っていて、面白くならないわけがない。とにかく早く映画館に行かなくっちゃ。てな感じで、行ってきたのですが、コンディションが良くなかったのもあって、思ったほどには楽しめませんでした。
もちろん、すごく良かったんですが、期待値が高すぎたんです。それぞれの粒が小っちゃくて、きれいに磨いてはあっても、自分の想像ほどには輝いていない状態でした。
その中でも、今回一番気になったのが、「アベンジャーズ」の続きです。
ま、あるにはあったんですが、ほとんど影響のない描写というか、「キャプテン・マーベル」まで待つことになりそうですね。
以下ネタバレです。ご注意ください
アントマンとワスプは帰ってくる・・・?
えっ、なになに。「?」って(汗)断言はできないけど、一応続編の用意はあるよ、みたいなこと?ヒットしなかったら作らないよ。とでも言いたいのかな。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガン監督がクビになったので、その影響も測り知れないものがあるのに、この映画もこんな風じゃ、MCUの先行きは暗いなぁ。
WANIMAの絡み具合が気になったのですが、字幕スーパー版には出てこない(良かった)
主演のポール・ラッドがひどい目に遭えば遭うほどに光る俳優なのに、今回それほどじゃない。
ワスプ=エヴァンジェリン・リリーが劣化している(笑)彼女、美貌を維持することに興味がないんでしょうか(笑)
マイケル・ダグラスが、コメントしている「脚本を読んだときに思ったんだ、ごちゃごちゃしすぎだって。でも、今の映画はこのぐらい込み入っていたほうがきっと面白いんだと思ったよ」マイケル、さすが分かってらっしゃる。
ミシェル・ファイファーは、若作りというよりは、特殊メイクで若いまま。これもびっくり。エヴァンジェリン・リリーと親子の設定なのに、どっちが母親?
マイケル・ペーニャ出番が少なかったな、残念。
見終わった感想は、どれもこれも中途半端というか、一番当り障りのない作り方になっていて、平均的に面白かったというものでした。特に、アクションが、予告で見たものがほとんどで、それを超えるものが無かったというか。想像したほどじゃなかったんだよなー。
2018.9.3
コミカルで爽快!
頼りなくも愛すべきアントマン(スコット・ラング)のキャラクターが横溢する爽快な作品になっていて好感。良いですよね、全力で娘と遊ぶお父さん!
アントマンの能力って、大きさを変えられるっていう、ビームが出たり、跳んだり跳ねたりしない、地味っちゃ地味な能力で、個人的には前作『アントマン』で、やりつくしちゃってないかなーと心配ではあったのですが…結果としては全然オッケー!(笑)
良い意味で予想は裏切られましたね。嬉しい。
よくもまあここまで、と感心させられるアクションシーンの数々。
この発想力はホント素晴らしいと思う。
マイケル・ダグラスの嫁さんがミシェル・ファイファーというキャスティングには素で「おおっ!」となりましたね(笑)
あと、ローレンス・フィッシュバーンの芝居が相変わらず素敵で惚れ直した。
思いのほか優しい目元がたまらない役者さんだと思うー!
MCUの中では『インフィニティウォー』の直後である事をちゃんと弁えてるのが良いですねぇ。例のラストを忘れたように日常&コミカルで押していって、最後の最後にアレとわ!
続きが気になって仕方ないよー!(笑)
久々に楽しいMCUだった!
MCUはほぼ全て見ています。その中でもこのシリーズは異質だと前作で感じていました。世界ではなく家族の為に戦うという戦闘目的に共感もしていたと思う。近頃の大規模な戦闘の映画の中で前作同様あくまで家族や仲間の為に戦うスタンスを続けていた点に映画が終わった瞬間に気づいて嬉しく思えていました。
しかし、全体的にスケールダウンした感じがして余り楽しめていなかった自分もいました。おそらくアベンジャーズ・インフィニティウォーの後だったのでそう感じたんと思います。だから箸休めだったのかな?と思っていたりしました。
ヴィランについてですが今回はキャラが弱いように感じました。余り強くないですしバックストーリーももう少し・・・とか思ってしまいました。欲張りですね。今後の物語に関わってきそうなので楽しみです。
そしてアクションシーンについてです。
予告で見せ過ぎていて余り驚きがなかったのが残念でしたが、シビルウォーの時のジャイアントマンやミニカーの巨大化などテンションの上がるシーン多くあり楽しかったです。特にワスプの軽やかなアクションシーンにはかっこよさだけでなく美しさも感じました。
最後に噂のおまけ映像についてですが、あれはかなり衝撃的でした。明るく楽しいトーンの映画のあとのアレはかなり効きました。次回への伏線らしきものもあり、アベンジャーズ4が楽しみになりました。
長くなりましたが、こういった明るく楽しい映画も久々だったので素直に楽しめて良かったです。次回のキャプテンマーベルを楽しみに今回の内容を振り返って過ごします‼︎
自白剤 そんなものはない!
吹替で鑑賞。
あー面白かった!楽しかった!
(俺もスーツ欲しい!パワー無くても…)
なんか全然ヒーローっぽくないけど。
ドタバタしてるだけみたい。な。
(なんでそーなるんか考えたらアカンやつ)
でも こんなんも好きやわ!
マーベル映画は全部つながってるんやね!
(エネルギー永遠の法則やな)
だんだん どれも見逃されへんやん!
もぉー難儀やなー
観るけどね!
全62件中、21~40件目を表示