アントマン&ワスプのレビュー・感想・評価
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大いに笑って大いに興奮して大いに絶望する
待ちに待ったアントマンの第二作。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーもそうだが、軽薄な主人公のヒーロー映画は最高に面白い。おちゃらけた主人公たちが軽快にジョークを飛ばして、唯一大事なもののためにはマジになって全力で戦える。そのギャップが本当にかっこいいのだ。ジョークも面白いし。
先代ワスプであるピム博士の妻ジャネットは世界を救うために原子よりも小さな世界に入り込んで命を落としてしまった。しかし、前作でジャネット同様極小世界に入り込んだスコットが元の世界に帰ってきたことでピム博士とホープは認識を改める。ジャネットは生きているかもしれない!ジャネットと交信するための機械の作製にかかるピム博士とホープだが、謎の怪人ゴーストに襲われてしまう。
ピムとホープの父娘はかなり緊迫した雰囲気だが、突然巻き込まれた上に蚊帳の外なスコットはどんどんジョークを飛ばすし、飛ばさなくても話がかみ合わずに自然にギャグっぽくなってしまう。これが最高に面白い。スコットも真面目にやっているのに。
で、ゴーストが出てきてからは闇マーケットの主も交えての三つ巴となって話が展開する。しかし、どうもゴースト周りの因縁がおざなりな気がする。ゴーストが博士を憎む理由も微妙だったし、ゴーストの出自自体も突然のことでピンとこない。アクションは滅茶苦茶格好いいから別にいいと言えばいいのだけど。
アクションと言えば闇マーケットの主とのカーアクションも格好いい。カーアクションにはあまり心躍らない方なのだが、本作のカーアクションはとてもよかった。引き込まれた。あれはぜひ劇場で観てほしい。
ということで、アクションには大満足。コメディ部分も最高。最初から最後までほとんど笑いどおしで、特に自白剤の下りは爆笑もの。けれどやっぱりゴースト周りの脚本が物足りないか。ただ、幸いなことにまだアントマンは二作目。三作目でゴーストとの絡みが増えて厚みがでるかもしれない。
と思ってエンドクレジット後も席を立たずにいたのだけれど…。半年前の絶望が再び襲ってきた。
この先の展開に期待。
息抜きとしての重要作。
期待どおり、スコーンと突き抜けた楽しみをくれた一本。
ここ数作燻って、どうにも消化不良だったシリーズもこれでようやくスッキリした。
というより黒豹がとにかく不味かったということか、次点でドクター。
この2人には一切共感が許されないのが原因だなぁ…
ともあれ魅力的な登場人物と、それを殺さない続編の作り。
「シンプル・イズ・ベスト」を改めて考えた作品。
MCUとしての前作「インフィニティ・ウォー」がシリーズの集大成的で...
MCUとしての前作「インフィニティ・ウォー」がシリーズの集大成的でありサノスをメインにした割とシリアステイストな作品であったので、その後にいきなりアントマン2作目というのは時間軸の繋がりがどうなるか予想できませんでしたが、最終的にはそこも納得できるようになっていました。ただこれまでのシリーズを見ていない方も多いようで、その繋がりを確認できたシーンでは劇場がちょっとざわつきました。
1作目からストーリーもアクションもパワーアップしています!それと同時にアントマンシリーズならではの「軽さ」や「スケールの小ささ」は健在で、「インフィニティ・ウォー」のズシッとした作品の次の箸休めとして丁度いいです!MCUシリーズの中でもスパイダーマンやアントマンのような軽いタッチのアクションコメディ作は「シビル・ウォー」や「インフィニティ・ウォー」のようなシリーズの軸となる重要作の後にやってくれるのが嬉しいです!
監督も前作から続投で、1作目のテンポやテイストが今回も観れてよかったです!マイケル・ペーニャ最高!!アイツなしではアントマンは成立しません!!
いつの日かエドガー・ライトのアントマンが観れますように。
マーベル最高かも
スケールアップした箱庭ヒーロー
緩さが面白さにつながっている。
ミシェル・ファイファーがアメコミ映画にカムバック
インフィニティ・ウォーに続いて
やってくれました!
「シビル・ウォー」の後日談に当たる今作は、アベンジャーズとの繋がりをところどころに感じさせてはいるものの、話自体はアントマンの世界観で終始繰り広げられているので、これ単体でも十分に楽しめる作品だと思いました。物体の大きさを自在に操っての攻防は見ごたえがあり、CGの技術も、ここまできたか! といった感じでした。笑いのセンスも程よくて、デッドプールほどやり過ぎていない、だれもがクスッと笑えるネタばかりだったのが好印象でした。敵の能力の設定にはやや不満な点がありましたが、そんなことは瑣末な、取るに足らない欠点でしょう。全体的には、とても楽しい作品だったと思います。
そして、最後。
エンドロールの途中には、またもアントマンが、今度はアベンジャーズとどう関わることになるのかを想像させるような映像が!
インフィニティ・ウォーの続編への期待を、またさらに高めてくれました。
まったく、
憎いね、マーベル。
おもしろいです。
ラボ争奪戦がマジで面白い!!
「アントマン&ワスプ」字幕版で鑑賞。
*概要*
「アントマン」の続編。
アントマン&ワスプvsピムの研究所を狙う謎の敵・ゴースト。
*主演*
ポール・ラッド
エバンジェリン・リリー
*感想*
マーベルヒーローの中で、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンの次に好きなヒーロー、それがアントマンです。(^^)
前作がとても面白かったですし、アベンジャーズ インフィニティ・ウォーには一切出てなくて、ちょっと寂しかったけど、続編が公開されるまで、とても楽しみにしてましたw
「シビル・ウォー」で、アントマンが空港で大暴れして、法を犯してしまった為、自宅軟禁されてた為、インフィニティ・ウォーでは参戦してなかったんですね。
今回は、ホープの両親を軸に描かれてた。ハンクの妻ジャネットを量子世界から救い出す為、ホープがアントマンのパートナーとなって、研究所を狙う新ヴィラン、ゴーストに立ち向かう!
予告編でもありました通り、自身を縮小したり、車やラボを縮小能力を活かしたアクションが前作よりもパワーアップされてるし、演出が本当に素晴らしかった。この興奮は、スパイダーマン以来ですw
シリアスな場面は少なく、始まりから終わりまでとにかく楽しかったな~(^^)
ラボ争奪戦が特に面白かった!キティちゃんのお菓子を巨大化したり、縮小サイズを活かしたアクションが見事。羽根が付いたワスプが小さくなったり、大きくなったり、車から車へ跳び移ったり、そのまま窓ガラスをダイレクトに蹴り破ったり、カッコ良くて、もう~~最高でした!\(^^)/
ホープの両親、ハンク・ピムと妻ジャネットの過去も前作より深く描かれてた。量子世界とかスコットの頭の中にジャネットが入り込む所とかちょっと説明不足でよくわからなかったけど、マイケル・ペーニャが演じたルイスは、今作も良い味出してたし、笑えるシーンも倍増されてるし、とにかく楽しい続編だった。
おまけシーンはもちろんあります!あまり細かく書けませんが、アベンジャーズインフィニティ・ウォーを既に見た方なら「あぁ~」ってなりますね。アリも超個性的だし、思わず笑っちゃいましたw
次はマーベル姉さんかな?
スゲー楽しみ!\(^^)/
アクションコメディ大作
今回は4DXで視聴。やはりこういうヒーローアクション映画は4DXに合う。少しお高いですが本作と4DXは非常に相性が良いです。
本作の魅力である身体を大きくしたり小さくしたりしながらのハイスピードアクションは前作以上に派手で爽快。アクションの質も量も非常に良くて座席は終始揺れっぱなし。しかしワンパターンな揺れではなく格闘戦やカーチェイス、急加速でGのかかる感じや物体の拡大縮小の衝撃等々非常に多彩で飽きさせません。
4DXは揺れや演出に気を取られ過ぎてストーリーが頭に入ってき辛い、という難点も良い意味でシンプルなストーリーなので無問題。座席に身を委ねてアクションに没入して楽しめます。
内容としては前作の無印アントマンで説明されたテクノロジー設定や、キャプテンアメリカ・シビルウォー、アベンジャーズ・インフィニティウォーを観た事前提の構成ですが、知らなくても本作だけで十分楽しめます。本作を観て気に入ったら無印アントマンも見てねって感じです。
ヒーロースーツを身に纏って戦うマーベルヒーローはアイアンマンを初めとしてブラックパンサーやファルコンなどが居ますが、アントマンの戦法はかなり独特。
身体を大きくしたり小さくしたりというのはウルトラマンやスモールライト、戦隊物の敵怪人等のように何らかのアクションや演出付きで行われる事が多いが、アントマンは息をするようにノーモーションでビュンビュンサイズが変わる。
その拡大縮小の演出だけでもスピード感があるが、更に縮小時は空まで飛べるので、その状態で敵の下っ端を蹴散らす様子はさながらコーヒーキャンディになったベジットにフルボッコされる魔人ブウ。お前の相手は世界一強い蟻んこだぞ。
その機能を実現するテクノロジーは同世界であるアイアンマンのパワードスーツや強化人間のキャプテンアメリカ等と比べてかなり魔法に近い科学。まぁアイアンマンも最近魔法中年に近い変身をするが。
色々と技術の説明は入るものの制作側も本気で解説や理論固めをする気は無いと思うので、何か凄い技術で身体のサイズ変えれる(ただし小さくなり過ぎるとヤバい)って事だけ分かればOK。
コメディタッチなギャグシーンが(他のマーベル作品に比べて)多めなのもあって、難しい事を考えて観る作品では無い。細かい事は考えずに観ていれば非常に楽しい時間を過ごせるはず。
難点と言えばハイクオリティなCGが売りの洋画アクションにあってまるで昔の特撮のようにミニチュアや模型を使って撮影したかのような街並み。(本当に使ったのかもしれんが、その辺は分からぬ)
本作の世界観的には街並みがミニチュアのように見えるのはデメリットとも言い切れないのだけど、人間サイズになった蟻とかが完全に作り物みたいな質感だったのはちょっと気になったかな。
それ以外は本当に夢中になって見れる楽しい映画でした。残虐なシーンやエロいシーンも特に無い(キスシーンは有る)のでお子さんと観るのにも良いかも。
エンディング後にはマーベルお約束のアベンジャーズ関連へ繋がるワンシーンがあるので席は立たないように。
絶妙
やっぱりアントマン最高!!
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