アントマン&ワスプのレビュー・感想・評価
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人や物の大小を操る、多彩なアクションが魅力
時系列としては、キャプテンアメリカ ・シビルウォーでの闘いから数年後の話で、アントマンであるスコットは逮捕され、自宅での軟禁生活から始まる。
そんな時、アントマンの開発者であるピム博士と、その娘ホープは、量子世界に行ったことで死亡したと思われていた、ピム博士の妻が生きている可能性に辿り着いたことから、救出作戦を展開することで、物語が動き出す。
映画のタイトルにもある通り、アントマンに加えて、ホープがワスプとして、ともに闘いに参加。
アクションについては、前作と比べて、闘いのバリエーションが増えていた。
前作からおなじみの、スーツを着た者の大きさだけが変わることに加えて、今回は、車やお菓子の容器など、色々なものの大小を変えることが出来るようになっていた。
個人的には、前作でよく見られた、蟻を使ったアクションを、もう少し観たかった。
とはいえ、娯楽アクション映画としては、十分面白いと思った。
最後は、アベンジャーズとの繋がりを感じるシーンがあり、とても気になる終わり方だった。
ホープは前の髪型の方が好き
数年前ある事件により、ハンク博士の奥さん(ホープの母)が失踪。探せる手がかりが分かり、自宅監禁だったスコットを引き連れ探しだす御話。
自宅監禁の話は途中で分かる様になり、他作品観てなくても良くなっていた点は嬉しい。
ホープにも前回ラストにてスーツが来て大活躍する訳だが、「おっ!?」と期待する前にゴーストという敵が出てきて拍子抜けだったのには残念。
博士の母探しで分かりやすくなるかな〜と思いきや、ゴースト、商売人、FBIとごちゃごちゃになってしまった事には、ストーリーとして面白味を感じなくなっていた。
作品的にアクションで映画の面白さを保っていた感じ。
スモール&ビックを活かし、楽しいアクションになっていた。
博士の量子世界体験は万華鏡と「ミクロの決死圏」を彷彿とさせた。
映画とすれば前作の方が面白かった。
前作より良かった所はルイスの馬鹿っぷりかな。
ばかにすることなかれ
1に劣らぬ軽快さと面白さ!
マーベルシリーズ史上最高のファミリー・ムービーと称したい。インフィニティ・ウォーにアントマンだけが不在なのはなんでだろと思っていたけど、成る程でしたん。(ほかの人も書いてたけど、ソコヴィア持ち出すのやめてほしい。アントマンは他作とはあまりリンクさせないで というか、キャプテン・アメリカ観てないと完全に分からないやんけって思わされるのが映画として嫌だ)
カートとデイブの部下コンビや、スコットまで一緒に家族ハグしちゃうボビー達脇役陣が脇から笑わせてニョキニョキ活躍するのも大好き。悪役までキュート。ウォルトン・ゴギンズのツルっと禿げたおでこがそれだけでちょっと笑えてしまうw w
映像も前作から更に面白く、大きくなったり小さくなったりするだけでこんなにも縦横無尽な世界が広がるのかと感動しました。カーチェイスのシーンは最高!
何回も見返したい映画の1本になった。
少しの希望と再びの絶望
ソコヴィア協定を巡るアベンジャーズの内戦から2年。協定違反としてFBIから自宅軟禁を命じられていたアントマンことスコットラングは絶縁状態にあったハンクピム博士と娘のホープに連れ去られ、かつて量子世界に消え去ってしまったホープの母ジャネットを救うために協力してほしい旨を打ち明けられる。
その2人の前に立ちはだかるは物質をすり抜ける能力を持つゴースト。
全てのカギを握る量子トンネルを巡り繰り広げられる戦いを大小様々なスケールのアクションで見せるアントマンシリーズ2作目にしてMCUシリーズ第20作目の作品。
大傑作アベンジャーズIWから数ヶ月。
衝撃のラストのショックから抜け出せないまま迎えたMCU最新作がアントマンでよかったと心の底から思いました笑。
シビルウォーでキャプテンアメリカ側に加担したことで謹慎令を受けていたアントマンことスコットが手品を取得したり、ドラムの腕前をやたら上げたりと何一つパワーアップしたように見えない反面、満を持して登場したワスプことホープがキレキレのアクションで完全にアントマンを置き去りにする活躍を見せつけて2人の凸凹ながらも抜群のコンビネーションによりバディムービーとしてすごく楽しめるものになっていた。
ルイスを初めとした3バカの活躍やボケもより一層キレを増し、ジャネットを助けようと量子の世界に自ら飛び込んだハンクの決死の救出劇に感動したりとキャラクターは増えても主要キャストの存在をおざなりにしない上手い演出になってたと思う。
若干ヴィランのゴーストの存在が弱いと感じたが、物質を透過するユニークでトリッキーな能力で映像的にはかなり楽しめた。
しかしなんと言っても今作は全編通して明快な演出で綴られてきた後のラスト、ゴーストもジャネットも救出でき、以前の良好の関係に戻ることができたスコットとホープらを描いたのちに訪れるエンドクレジットのチリの舞う衝撃のシーンで全てを持ってかれる件がたまらない笑。
決して忘れていたわけではないし、むしろアベンジャーズ4に向けて多少なりの希望を持たせたラストになると期待していた末でのあのラスト笑。
上げて上げて上げて叩きつけるあの演出にうおおおおおおとなる自分が前作のせいでドMにされたような感覚に陥る絶妙なラストだと感じた笑。
またMCUのおかげでこの時代に生まれてきてよかったと感じた作品だった笑。
2018年09月02日(日)1回目@Tジョイプリンス品川
2019年04月23日(火)2回目
鑑賞記録
PEZ
単体だけではもったいない
愛すべき悪役おばかトリオ!
3年前の前作を見ていた方が間違いなく楽しめるであろう…監督(ペイトン・リード)もキャストもそのまんまの続編。特に娘役のアビーがリアルタイムで成長しているのが良い(最近の映画は何故こうも父娘のドラマを描くのか!?泣)。
これはSF漫画アクションコメディーなのだ!悪役がロケット団のごとく超愛すべきおバカトリオでたまらない。特に「自白剤」のシーンはやられる。
漫画らしくFBIも抜けていてボスのジミー・ウー役ランドル・パークが良い!(最後のシーンは間違いなくアドリブであろうと思われる)。
量子レベルまで大きくなったり小さくなったりするアリとハチの昆虫ヒーローアクションドラマなのだが…やはり理系の真面目くんには耐えられないであろう荒唐無稽さ。これが映画なのだ。
アントマンならではのコメディには拍手👏
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