「The Greatest Grandmother. 安定のマーベルアクションコメディ」アントマン&ワスプ アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
The Greatest Grandmother. 安定のマーベルアクションコメディ
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の記念すべき20作目「アントマン&ワスプ」です。アントマンは他のヒーローに比べ地味なイメージですが、その分周りがキャラクター立ってて面白いですね!
ついにワスプが登場です。原作アメコミでは50年以上前に出ている古いキャラクターです。アメコミファンから見るとジャネットじゃないのが気になる所ですが、アントマン同様こちらも2代目ですね。ホープはスコットより格闘技術が高くスーツを使いこなしているカンジでした。
でも何よりマイケル・ペーニャ演じるルイス!今回も最高でした。前回より出番が多くって良かったですね~。もう喋りだしたら止まらない!スコットとかホープを吹き替えで喋ってるシーンはホント上手いですよね。スコットの身代わりになってた蟻を見て「スコッティ?」と声をかけるシーンは大好きです。
アントマンのポール・ラッドはコメディ畑出身だけあって流石に上手いです。ジャネットに乗り移られた時の女性っぽい仕草ときたら!ワスプを演じるエヴァンジェリン・リリーは海外ドラマ「LOST」からの出世頭ですね。ちょっとクールなキャラクターですが、強くて賢い女性が良く似合ってます。
そして、初代ワスプにはミシェル・ファイファー!昔の「バットマン・リターンズ」でキャットウーマンを演じていたので、これでマーベルとDCどちらも制覇ですね。
更にもう1人マーベルとDC どちらも出演したのがローレンス・フィッシュバーン。本作ではハンク・ピムのかつての同僚ビル・フォスターを演じています。原作アメコミでビル・フォスターはゴライアスという大きくなれるヒーローで、残念ながらシビル・ウォーの時に死亡してしまいました。大きくなったまま殺されたので墓を掘るのが大変だったみたいです。
ちなみにスコットの娘キャシーも原作アメコミではスタチュアというヒーローになってます。もし後10年ぐらいMCUが続いたら成長したキャシーがスタチュアになって、ヤング・アベンジャーズやりそう。ってか発表してないだけで実はもう計画考えてたりするんじゃないでしょうか?
最後スコットが量子世界に取り残されたのですが、これは「アベンジャーズ4」で解決されるのでしょうか?逆に「アベンジャーズ4」でアントマンが出演しなくっても問題ないようにする前フリに思えたのですが・・・んで、「4」で全てが解決した後に戻ってきて、1人だけ話についていけなくハブられるスコットとか?なんて想像をしてしまいます。
何はともあれ前回「インフィニティ・ウォー」ですっかり重くなった雰囲気のMCUを明るくしてくれた「アントマン&ワスプ」。やはり人々が楽しめる映画作りを心得てるマーベルだけあって安定の仕上がりでした。さぁ、お次は舞台を90年代に変え「キャプテン・マーベル」だ!
そういえば映画のパンフレットにマイケル・ダグラスの写真が1枚もなかったのですが、何かの肖像権に引っ掛かったんですかねぇ?
izuさんコメントありがとうございます。
Wikipediaさんには1990年代が舞台と書いてありましたよ。ニック・フューリーやコールソンも出るみたいでとても楽しみですね(^.^)
ちなみにDCのワンダー・ウーマンの第2作目は1984年が舞台のようです。こちらも楽しみ!