「秀作。伊勢志摩が舞台なのに登場人物全て標準語で話すのが残念でと言えば残念。池脇千鶴相変わらず上手い『(豚だって豚肉を)根性あれば食べます❗』」半世界 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
秀作。伊勢志摩が舞台なのに登場人物全て標準語で話すのが残念でと言えば残念。池脇千鶴相変わらず上手い『(豚だって豚肉を)根性あれば食べます❗』
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①吾郎ちゃん、オジサンになったものです。ああイヤだ。でも良い役者にもなった。朝ドラで清水美砂の弟役をなった時から「この子はいい役者になる」と思っていたので一応自画自賛。三重で炭焼きしてるオジサンにしてはちょっと都会的過ぎる気がするし(標準語しゃべっているから尚更)、池脇千鶴の受けの演技に助けられているところもあるけれど及第点を上げていいでしょう。②それぞれ違う道を歩きながらも、相手を気にかけている幼友達はやはり良いものだと思わせてくれる。③しきりに「三人は正三角形」と言っていたけれども、渋川清彦演ずる光彦は本当は二等辺三角形だということは分かっていたと思う。自分は底辺(それだけにブレのない立ち位置)であとの二人は斜辺だと。紘の棺を載せた霊柩車に向けて暎介が敬礼するのを見て顔を歪めるところがリアル。誰だって泣くよなぁ、ああいう場面では。④池脇千鶴はいつもながらに鮮やかな好演。主要キャスト四人の中の紅一点として映画の重りの役割を十分果たしている。
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