「選んで良かった」半世界 海星さんの映画レビュー(感想・評価)
選んで良かった
半世界、
エンタメ性が高いか?といえばそうでもない、派手な演出もない。
そこに描かれるのは炭焼き職人と同級生二人、取り巻く家族、仕事、美しい情景の中での日常と、悩み 葛藤。
最後は主人公にアクシデントが起きる。それでも共感しながら見る者に なにか救われたと感じさせるのはなぜだろうか?
物語の中の半世界、キャスト 監督の半世界、色々な半世界を感じながら、自分の半世界をそれも有りだと思えたからか。
稲垣吾郎は、ファンの欲目を省いても、何者にもなり、どんな色にも染まれる役者である事に違いない。長谷川博己は知らなかった一面を見せられたし、渋川清彦がとても良い、大好きになった。この作品を選べて本当に良かった。
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