「脚本は酷いと思うんだけど面白い」馬の骨 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本は酷いと思うんだけど面白い
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淡々と状況を説明してくの。だから退屈なんだけど、桐生コウジの演技と合ってて、観られるのね。
それでやっぱり突然、感情が盛り上がるのね。小島藤子が「逃げてるだけでしょ!」って言うんだけど、全然脈略が解らない。ライブハウスのシーンでは店長が「俺がやる!」ってミキサー奪ったりするんだけど、ここも良く解らないの。
そんなこんなで「脚本ひどいな」と思うんだけど、そのトツトツとした感じが面白いのね。
小島藤子は《ツキノワ★ベアーズ》っていう売れない地下アイドルグループの一員設定なんだけど、このアイドルグループのビジュアルレベルが高いんだよ。実際にいたら絶対ブレークしてるね。
それで、その中に入っても小島藤子がやっぱり目立つの。撮り方もあるんだろうけど、格が違う感じだったね。
淡々と話しが進んで「最後はライブやって終わりかあ」ってところで、突然伏線が効いてきて、桐生さんボコボコにされんの。ここ良かった。
もちろん立ち上がって戻ってくるんだけど、ここが淡々としててすごい良かった。ロックだよ。
それでライブシーンはやっぱり盛り上がる。大した曲じゃない気がするし、ストーリー的にそこまで感動しない話なんだけど、やっぱり盛り上がる。音楽の力はすごいね。
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