劇場公開日 2018年9月14日

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「作品の熱量に圧倒されました」愛しのアイリーン せっちゃそさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0作品の熱量に圧倒されました

2018年9月18日
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鑑賞方法:映画館

原作の持つ熱量。
その原作に熱いリスペクトの気持ちがある監督の熱量。
それらの熱量が絡み合い、出演陣にも宿る熱量。
その熱量ははじめから冷めることなく、2時間超えという時間の中を嵐のように駆け抜けていきました。

作風や物語の内容は賛否があって当然なものだと思います。
ただ、この作品から出てくるいろんな"熱量"。これはなかなか否定することが難しいんじゃないでしょうか。
これほどまでに本気さが伝わってくる作品にひさびさに出会った気がします。

内容は、愛とは嫉妬と支配と、それらを含めて受け入れる気持ちなのかな、と。
そして形は違えど、そしていびつだとしても「愛は愛」なのだ、と。

内容以上に作品から出ている"熱量"に圧倒された。そんな作品。そしてそんな本気な作品に出会えて心からよかったと思います。

せっちゃそ