劇場公開日 2018年11月9日

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「違う!逃げて!別れて!って思う自分は愛がないのか。」生きてるだけで、愛。 悠々同盟さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0違う!逃げて!別れて!って思う自分は愛がないのか。

2021年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

なんて言うんだろ。
趣里ちゃんの演技は凄いと思う

自分で精神の病気って言って、躁と鬱を繰り返してるみたいだけど
間違いなくそれは、ボーダー〔境界線パーソナリティ〕ですね。

ボーダーは遺伝しますので、お母さんが停電の時に踊っていた
と言うのはそれかもしれません。
最初はそれは、男性を連れ込んでるのかと思いましたが。
本当はどっちだかはわからないけど。

それとボーダーと一緒にいるとお相手はフラフラにやられます。

と、たかが映画なのにそこまで深読みして、色々考えちゃうのはこの映画にハマった? のめり込んだ?
いやいや、私まで振り回された証拠でしょうね。

振り回す彼女、行き過ぎた元カノ、優柔不断な彼

そういう事じゃない。
そんな簡単な話ではない。

躁鬱病は心の病で心療内科でお薬を処方してもらったりして、いつかは治ると思います。
が、自己診断で病院も行かず、彼氏がどうので治る問題ではなく。
それを彼氏が受け止めるには大き過ぎる、振り幅が。

ちなみにボーダーは病気ではないので治りません。

実際に私自身が過去に振り回され、えらい思いをした事があるので、映画観ながら別れなさい、それは愛じゃないんだよ。
と、思う内容でした。

いや、だからこそ愛なのか。
私にはその様な愛情は持ち合わせてなかったです。

自身のマタニティブルーの時の精神状態によく似てます。
いまは、精神も安定していますが、
その時の事があるから気持ちわかるなぁ。

悠々同盟