「いい意味で疲れる映画」生きてるだけで、愛。 oniさんの映画レビュー(感想・評価)
いい意味で疲れる映画
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少しでも人生に疲れた人は共感できる作品なんじゃないかって思う。共感というよりは勝手に主人公と重ねて勝手に疲れて勝手に悲しくなったり嬉しくなったりできるそんな映画だと感じた。正直訳のわからない部分もあるが、それも含めてこの映画の醍醐味なんだろうなと。その理由はきっと雰囲気と劇中に使われる音楽がピッタリ当てはまっていたからだろうと思う。
最初は主人公だけが依存していたかのように見えたこの映画であるが、最終的にはどうしても自分の胸の中に置いておきたい菅田将暉演じる津奈木が静かに垣間見えたシーンにはドキドキしたり怖くなったりした。それに加えて一番津奈木の人間味に溢れていたシーンでもあったのだろうなと自分の中で興奮したのを覚えてる。
今まで見てきた映画の中で、一番身近で不器用な愛情に包まれた映画ととても感動した。
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