ブリザード 凍える秘密のレビュー・感想・評価
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オチはブラックコメデイ。
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失踪した母親の行方は話のスタート段階で概ね読めた。ミステリーとしては中々よく出来た脚本、と思うが、オチはブラックコメディだった。
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そうきたか、とは思ったが・・・
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自分の推理では、主人公が母親を殺してしまったという線を疑っていたので、最後はそうきたか、とびっくり。
奥さんじゃないが、笑ってしまった。
そんなのあり? いくらジェンダーレスな社会に成りつつあるとはいえ、そういう人が声をあげやすくなっただけで相対的に性的マイノリティーの人口が増えたわけではないでしょうに。
母親が彼氏と浮気している現場を主人公が目撃、普段からノイローゼ気味で自分を敵視し始めた母親への怒りが爆発、殺害。その罪の意識から殺害の記憶の底に封印してしまっていたが、カウンセラーと話すうちに思い出してきて・・・。
父親は娘のために冷凍庫に死体を保管していたなどと想像逞しくしていたので、ある意味想像を超えた真実ではありましたが、最後まで引っ張っておいてナレーションでさらっと真相を明かされたので拍子抜け。
そもそもの原作の内容が大したことがないのかもしれない。これは映画制作陣のせいではないのだと思います。実際、演出はよくできていて、最後まで気が緩まることはなかった。エヴァ・グリーンの演技も鬼気迫る。
焦点はなんでしょうね。段々母親に似てくる自分への嫌悪感を感じつつ、それでも母親の苦しみに寄り添えなかった娘の罪悪感を描く映画でしょうか。 母親が失踪してから何度も吹雪の夢を見ていたので、父の罪にうっすらと気がついてはいたのでしょうか。
とにかくシャイリーン・ウッドリーが体を張ってまで演じる内容でも無かったと思いました。
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