劇場公開日 2019年9月6日

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「冒頭から残酷なシーンで、途中も残酷なシーンで、心臓が辛い映画だった...」荒野の誓い ayさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0冒頭から残酷なシーンで、途中も残酷なシーンで、心臓が辛い映画だった...

2019年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

冒頭から残酷なシーンで、途中も残酷なシーンで、心臓が辛い映画だった。
銃撃戦や戦いのシーンが多く、一方でクリスチャンベールはじめ無表情で語る場面が結構多く、動・静がうまく使われていたと思った。
結構ひとが死に、それを想う家族や仲間の落ち込むところが、もういいよ勘弁してと思わせるほどたっぷり描かれている。そこが(見終わった今は)良い。
最後の終わらせかたも考えさせられる。

戦争は良いことはなにも生まない。
兵士は「仕事」として戦っていて、殺すことに何も思わなくなるくらいじゃないと正気が保てない。人を人と思ってたら務まらない。

ひとを殺すことには慣れてしまったけど、仲間をなくすことは辛い。
死を羨望することがある。誰かの死のうえであなたは生きている。
あなたが死んだら私の一部も一緒に。
いろんな言葉が印象に残る映画でした。

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