「ますますヒドくなる……」宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章「煉獄篇」 tonoさんの映画レビュー(感想・評価)
ますますヒドくなる……
そもそもオリジナルのヤマト2がヒドかったので、オリジナルのストーリーとの乖離は仕方がない。
とはいえ、不要な戦闘シーンや安易な設定、台詞などが多すぎる。仕掛けを複雑にしすぎたせいか、回を重ねるごとに説明のためのエピソードが増え、おざなりの台詞、上滑りの人間関係等々が増している。制御不能に陥っているような感じさえある。
最後の5分は泣くどころか興ざめ。ある人物同士の約束に基づく展開だが、生きて帰還することが前提であって艦が沈めば約束もへったくれもない。その時点で約束として成立していないと思う。
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