「鼻血は莓の代用品になりますか?」海の底からモナムール Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
鼻血は莓の代用品になりますか?
海の底で「愛されたい」と彷徨っている、瀬戸内海のとある離島で崖から身を投げ自殺した女子校生の霊と、そこを訪れた島出身の同級生2人とその彼女達の話。
バカンスでやって来た島には10年前に実装した少女を捜す貼り紙多数。最近同級生の女性が溺死したり、近付くなと島民が警告する中、その浜で4人がキャンプを始めて巻き起こっていくストーリー。
ホラーといってもおどろおどろしい感じはなく、少女の霊はありきで、10年前に何があったのかを小出しに語っていく展開で、サスペンス的要素もあってストーリーに入り込みやすい。
その中で、少しずつ追い詰められて行く4人という流れはなかなか良い感じだったけど、マツが出会ってからのそれぞれのリアクションが???4人中3人もがみているのに、話が噛み合わないし彼女は急に駄々捏ねて残りたがるし、主人公も幽霊を信じているのかいないのかブレ捲り。
ミユキにしても、えっ!?浜から出れちゃうしそんなこと出来ちゃうの!?
どうみても愛されたいだけでもないしね。
悲しく寂しく切なくて、同情や共感を呼ぶ部分もあるストーリー自体は面白かったし、そこに拘るところじゃないかも知れないけれど、色々都合良いというか辻褄が合わないというか。
もう少し練ってくれたらという感じ。
それにしても、スプーンストローへの執着が凄いね。
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NOBUさんのコメント
2021年3月28日
こんにちは
今作を本日、仕事帰りにミニシアターで鑑賞し、レビューを上げたら、ナント!たった3件のレビュー・・。
それでも、お酒の神様は健在なのでありました・・。