「女子高生小説家」わたしに××しなさい! ニックルさんの映画レビュー(感想・評価)
女子高生小説家
チープな設定、従兄弟同士の恋愛感情、ミッションについて問い詰めない天然さ。貶しているようで好きな世界観である。
玉城ティナもメガネで処女キャラでサムライ言葉でと、この究極の異世界を成り立たせる秘密を知りたくなる。
この手のラブコメにありがちなのが、序盤においてはその異世界の提示がその普通でなさが故非常に面白いのだが、話が進む毎に当たり前の恋愛感情とか嫉妬とか、普通の話しに堕ちてしまう事で話に勢いが無くなる。これはこのジャンルの構造的な欠点だと思う。これを乗り越える映画がシネコンから生まれることはないだろうなぁ。
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