「セピア色と琥珀色の違い・・・やぐらしか!」こはく kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
セピア色と琥珀色の違い・・・やぐらしか!
一緒だと思っていたセピア色と琥珀色。亮太(井浦新)の思い出はセピア色だった気もするのですが、琥珀色とはもっと明るく黄色やオレンジ色が強いらしい。彼の父親像は5歳の頃に両親が離婚し、正確な顔を思い出せないでいて、思い出のシーンでは常に自分の顔になっているのです。なんだか、ただ父親とそっくりなのだと感じてました。
「捨てられた」とずっと思い込んでいた亮太。父親探しに熱心だったのは兄の章一(大橋彰)のほうだった。怪しい情報ばかりで、たまに嘘を交えてしまう章一。母親と一緒に住み、定職にも就かずブラブラしていた兄。銭湯のシーンではアキラ100%だけにやはり股間に目が行ってしまう・・・
かなり直球勝負のストーリーなだけに伏線が良ければいい作品になったと思うのですが、やはりストレートすぎた。しかも偽情報によって余計なエピソードもいっぱい。嶋田久作って、何か意味があったのだろうか?それにしても鶴見辰吾と鶴田真由のツルツルコンビってトレンディドラマ全盛の頃に共演していた気もするけど、何も見つかりませんでした。『日日是好日』だけなのかな・・・
最後は思いっきり泣かされました。アキラ100%が呼吸困難みたいにぜーぜーしながら泣くもんだから心配になってしまいました。さーて、次は『長崎ぶらぶら節』でも見ようかな♪
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