輝ける人生のレビュー・感想・評価
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姉妹は他人の始まりって言うが、こんな姉ちゃんいればね
「年取ったら恥なんか平気でしょ。死ぬ事を恐れてるからって、生きる事まで恐れない」
「また、他人の人生を覗き見してるの。他人の事が気になりすぎて自分を見失わないで」
ローマなのに?
「月影のナポリ」
エンターテイメントだ。
「シスターズ」
「ストンプ!」
「美しき青きドナウ」
「イン・ザ・ムード」
ここで終わらせても良いと感じる。
でも『イン・ザ・ムード』って『グレン・ミラー物語』では、もう1小節あるんだよね。
2019年1本目‼︎
初っ端の
バカ旦那と親友の浮気シーンから
ん〜
お年寄りの恋愛⁈に
ピンと来ず
日本人じゃ無理っぽい?
でも
楽しく生きられればOK‼︎
人生を謳歌してるのは
素敵な事だと思います。
ラストは
間違いなく船には飛び乗れて無い‼︎
ビフがかっこいい。
原題のfinding your feetとは、「(赤ん坊などが)立てるようになる」「自信がつく、一本立ちできる」「(新しい環境などに)慣れる」といった意味があるようです。サンドラの行く末をそのまんまゆっちゃってるネタバレタイトルですが、そんでええですわね。いい映画でした。
結構要素が詰め込まれているんですが、わたしはとっちらかっているとは思わず、とっても楽しく見ました。
人生の先輩方が、まだまだやりまっせと頑張ってくださっているのを見るのは、後を追う者にとってはやはり希望です。
非婚を選択しようとする我が身は、ビフがロールモデルになるんでしょう。
ビフの人生は楽しそうで、そんでいいやって思いました。
収入源はわかりませんでしたが、贅沢しない程度に趣味を楽しめて、住むところもあるんだし十分です。
多分、年金生活ですよね。わたしたち(1980年代生まれの日本人)には無理かもしれませんがね、年金生活。
割と裕福な専業主婦だったサンドラが、離婚を機に自立するお話なんですが、
それだけが主軸かと思いきや、ビフがねえ…
途中から死亡フラグが立つので、え?え?と思っているうちに、ローマでお亡くなりになります。ひとりっきりで。
それを寂しいと感じる人もいるのでしょうが、わたしはひとりでひっそりなくなりたいので、いい幕切れだったとおもいます。
ビクトリアだか、ベアトリスだか、エリザベスがビフの本名なのですが、
小さい頃のサンドラが姉の本名を発音できなくて「ビフ」と呼んだのが、
愛称の所以であるという弔辞が、あらいい話って思ったのですが、肝心の本名を忘れました…
サンドラが遅まきながらの自立をして、新しい恋に飛び込んでゆくってゆう主軸よりも、ビフの恋の思い出とか、デートした人がバイアグラ飲んだら死んじゃったとか、男女どっちとも付き合ってたとかっていうビフの自由な人生のほうに私は惹かれました。
あと、否定と肯定で嫌いになりかけたティモシースポールを可愛いって思えてよかったです。
ダンスも楽しいし、友人関係も面白かったし、セリアイムリーさん大活躍でよかったです。
サンドラのわかれた夫とその不倫相手には、もっとがっつーんとお仕置きしたくなりましたね。
老いてなおリア充
ベタ極まりないプロットでしたが、なかなかにグッとくる作品でした。
今まで自分を偽って(本作では「自分自身を裏切って」と表現されていた)生きてきたサンドラ婆さんが、姉ビフと暮らすようになって好きだったダンスを再開したり、恋をしたりして少しずつ自分自身を取り戻すお話。
同じようなプロットでも、老年期の主人公だとこれまでの歴史があるため、人生の取り戻し方もダイナミックな印象を受けます。しかし、老年期の方が中年期の復活モノよりも意外とスムーズな気も。中年の復活は未来への欲が足かせになりますが、老年期だとそれがあまりないので(失礼!)、逆に今を純粋に生きれるように思えます。それがまた清々しいです。
後半のクライマックスでもある、ローマでのダンスシーンはなかなかに胸に迫りました。上手い下手を超えた良さがありました。以前、『ヤング@ハート』という老人コーラスグループがロックナンバーを歌うドキュメンタリー映画を観て、ヤング@ハートの公演も観たのですが、なんとも言えない感動があるんですよね。本作もそれに近いタイプの感動でした。何に感動しているのかよくわかってないのですが、本当に素晴らしく感じるのです。あのダンスシーンは思い出すたびに胸熱であります。
あと、やはり幾つになっても恋はいいですね!サンドラもチャーリーも恋をしてからキラキラし始めて、「おーいーじゃねーかリア充め!」なんて冷やかしてやりたくなります。
またイギリスの老人たちはオシャレです。ビフもメッシュ入れたり、チャーリーもボルドーのハットとカラフルなスカーフを合わせたり。思わず影響を受けますね。
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