チャンプのレビュー・感想・評価
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中途半端なドキュメンタリー風
ロッキーのモデルになったボクサーの映画らしい。
だが、ボクシング映画ではない。
注目された事で調子に乗り、その後落ちぶれた哀れな男の物語。
ドキュメンタリーっぽく作っているからだろうが、
BGMらしきものはなく、代わりに冷めた口調でナレーションが入り、それがとても気分を下げる。
注目された前も後も、決して褒められた男ではなかったと判るだけで、とても盛り上がる内容ではないが…。
ただただ惰性で観た映画。
強いて言えば、終わりの15分エンドロール前の10分程だけがエンターテインメント。ただし、それまでの無為な時間を帳消しにする程ではない。
ロッキー好きじゃなくても。
チャックウェプナーのドキュメンタリーかと思ったら違った
いいか、 誰も昨日の俺など気にしない
by ロッキーバルボア
ロッキーのモデルになった人がいるとは知らなかった。
詩を書き酒のセールスマンでニュージャージー、ベイヨンのヘビー級チャンプ。
薄毛のリーブシュライバーと ロンパールマン。
アンソニークイン のボクシング映画は
Requiem for a Heavyweight (1962)
スタローン役の俳優が華奢で笑える、しかもめっちゃええ人として描かれる。ロックアップのネタも本当?
赤毛のリンダがナオミワッツとは分からず。
ロッキーの表と裏
映画「ロッキー」のモデルになったと言われる実在するボクサー、チャック・ウェブナーを描く
チャックは世界チャンピオンになったモハメド・アリから防衛の相手として指名され、15Rフルで戦い、結果TKOとなってしまうが、
それを観ていたスタローンが脚本を書いたのが「ロッキー」だった
映画では、ロッキーはチャンピオンと戦った後、スターの人生を歩んでいくけれど
現実のチャックは「ロッキーのモデル」として有名になると同時に、ドラッグに手を出し、妻は離れ、生活は荒んでいく
その映画ロッキーと、彼とは対照的なチャックの人生が虚構と現実を示していて、その対比が華やかさの裏にある現実の痛みを感じさせる映画だった
映画の中にはスタローンが時々登場するのだけど、なかなかいい奴だった(笑)
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