「5年越し」X-MEN:ダーク・フェニックス ムステさんの映画レビュー(感想・評価)
5年越し
2014年…
現シリーズ2作目のフューチャー&パストの混迷極まるまどろっこしい展開に怒りすら覚えながらも 「もしかして違う時間軸のお話…?」と頭を振り絞り考え抜き、、
以後、何故か意地になり考察やら解説等の情報を入れず、もやもやしながらもアポカリプス〜今作と鑑賞に至りました。
自身の中で、この2作目から始まった矛盾だらけの世界観は、いずれ旧3部作の時間軸に帰結するのだろう…いや、して欲しい。。との思いの中のシリーズ最終作鑑賞。
ジーンが内包する裏人格を覚醒させる経緯を描き、シンプルな展開に加え見応えのあるアクションに良い感触!
… がしかしw、あれ⁉︎レイヴン逝っちゃったの?えっジーンも⁉︎学長がハンクに⁉︎と、あれよあれよと半ば強制的にエンドロールに突入!と同時に湧き上がる「あぁ、やっぱり並行世界だったんだ」と長年の謎に幕が降りる。
『分岐した世界ではこの様な過去がありました』デデーン!と。
X-MEN原作コミックをちょこっとかじった程度の自身には結果としてこの終り方が本筋なのかは分からないが、最終にして余りに散らかりっぱなしの感が拭えない。
加えれば、実はこの後も6作目くらいまでの構想があったがディズニーのFOX買いで立ち消えなのでは?との深読みもしたくなるが、それももう無意味な衝動でしか無い。
全シリーズ19年…詰まるところサイモン・キンバーグ&ブライアン・シンガー旋風映画( 色々掛かってるが)。雑感これ極まれりというところですかね。