「プレデターは完全なる未知の生物では無くなった。」ザ・プレデター 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
プレデターは完全なる未知の生物では無くなった。
プレデター作品とすればAVP(エイリアンvsプレデター)含めると、パチモン含まず6作品目。
内容はAVPシリーズ、プレデターズを含まず、シュワちゃん主演の1とダニー・グローバー主演の2に続く話の位置付けだった。
1は「ストーリーはぶっちゃけ要らない。未知なる生物との分かりやすいB級アクション重視映画」であった為支持を得た。
その後は「プレデター、都会に出る」やプレデターと人間の共同作戦など、異種格闘技戦に近い形で人気をこれまで維持して来た。
しかし、プレデターはプレデター。人間との距離は未知なる生物として境界線は引いていたと思う。
未知なる言語、武器等々。人間が理解出来ないもの。
だが、今回の作品はそれを崩してしまっていた。
プレデターとそれに関する物の事は御見通しの様な人間設定。(子供の設定どうにかならなかったの?しゃべり過ぎ。)
人間の文字を容易く読み取り、交渉も行うプレデター。
境界線を外す事によって設定・ストーリーはかなりつまらないものになっている。
今回のプレデターの敵だって、透明と特殊武器も不用なただの怪力怪人の様なモノ。
他のレビューの方が「こんなのプレデターじゃない。」と言い出す気持ちも分かる。
しかし、アクションだけ観れば面白い。
(星評価は「プレデターって毎回こんなもんだろ?」的見方ですので、これから観る方は過度な期待はしない様に。)
最後は「お前はアベンチャーズの仲間入りしたいのか?」みたいな終わり方。
変な方向へ行きたそうな終わり方でしたので次回は期待します。w
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