劇場公開日 2018年9月14日

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「B級大作映画の面白さ」ザ・プレデター コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5B級大作映画の面白さ

2018年9月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ちゃんと、シュワルツェネッガーの1作目(’87)、2作目(公開は’90。作中年は’97)の続編になってた。
(「プレデターズ」「エイリアンVSプレデター」はなかったことになってますw)

話は超雑。
キャラは複数いて立っておらず、頭が悪い。
地球側、というか、米軍の動きが頭悪すぎます。
さらに、女性生物学者が何のためにいたのか、全然わからない。
わざわざ大学からプレデター解析のため連れてきておいて、「プレデターを見た以上は殺せ」って指示する軍司令部ってなんなの?

全宇宙にいる他種族の、優秀なDNAを吸収して「進化する新種プレデター」が、体が大きいだけで全然強そうじゃないのも、なんだかなぁ~(むしろ1、2作目に比べて弱くなった気がします)。

いい加減すぎて、半ばまでストレスが溜まってしかたなかったが…

宇宙犬が出てきたあたりの途中から、それが快感に。

1~2作目自体が相当なバカ映画だったんだから、いいよこの程度で、と諦めたら気持ちよくなってきました。

そうそう、無慈悲で殺戮を楽しむプレデターに知性なんか要らないし。
人類側は知性とマッチョでプレデターを倒す、って基本をやってりゃいいんです。
1980~90年代のB級SF映画テイストが、最新技術で戻ってきてくれて、ありがとうっていう優しい気持ちになれました。

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コージィ日本犬