「自然に手がのびて……うなじをさわらずにはいられない。」彼が愛したケーキ職人 night runnerさんの映画レビュー(感想・評価)
自然に手がのびて……うなじをさわらずにはいられない。
いい映画だった。
子どものこと、(順調だけど)仕事のこと、義理の兄との関係、亡き夫のこと、疲れ、そんないろんな事があって、純粋に小麦粉をこねるトーマスの うなじを触ってしまったんだ。
カフェのキッチンでのシーンは、すごくいい。寄り添いたい。あふれる。せつない。孤独。ひとつになりたい。いたわりたい。好き……
色んな『優しい感情』が溢れたシーンだった。
トーマスは優しい。
一言言いたい。トーマスはわるくないと思う(いい、わるいではないけれど…)。
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