「瓦礫と化したコバニに響き渡るラジオ放送」ラジオ・コバニ まっくん a.k.a. エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
瓦礫と化したコバニに響き渡るラジオ放送
「ラッカは静かに虐殺されている」に続く自主企画「シリア発見」の第2弾。
シリア北部、トルコ国境近くのクルド人街コバニは、2014年9月に過激派組織IS(イスラム国)によって占領されたが、クルド人民防衛隊と連合軍の空爆により、翌年1月に解放された。
瓦礫と化したコバニの街が太陽に照らされ真っ白に輝く。それを上空からとらえたオープニングの映像は秀逸だ。復興に向け、瓦礫に埋もれ腐乱した死体を延々と除去していくシーンも圧巻。
そして女子大生2名で立ち上げたラジオ放送がポジティブに響き渡る。
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