「波に1400時間掛ける時間あるなら脚本に時間掛けてほしかった」ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow 味噌汁さんの映画レビュー(感想・評価)
波に1400時間掛ける時間あるなら脚本に時間掛けてほしかった
ラブライブはµ’sのテレビアニメ放映時から追い掛けてきて、LIVEも現地参加を何度か経験したラブライバーです。
テレビアニメの脚本は大体2期からエンジンが掛かり、面白くなっていったのである程度は期待していいのかな?と思っていました…。
いざ見たら、3年生は開始30分ぐらい出てこない(これは仕方が無いと思いますが)、全く面白くないギャグパート、ただひたすら食べてるだけの花丸ちゃん、月ちゃんの長すぎる尺稼ぎのくだり、スクールアイドルに反対しまくってた鞠莉ママがダンス見ただけで帰ったシーン(「何しに来たの……」とツッコミたくなる位のあっさりさでした)
特に月ちゃんは「この子居なくても話の流れ進むよね?」としか思えませんでした。某バンドリの声優さんを使いたくて、見た目も同じにしてるのが何だかモヤモヤしました。
屋上でSaint SnowとAqours「だけ」のラブライブのシーンで、「こんなの勿体無いよ‼‼」と言って動画撮影して拡散してるのは、「えっ……2グループだけのラブライブってさっき言ってたのに……友達の優先順位も守れない子なの……?」としか思えませんでした。
Saint Snowのシーンはちゃんと話が出来ていて、「Saint Snowの映画かな?」と思えるほどでした(笑)
タイトルにも書いてありますが、監督が「波のシーンに1400時間かかりました」と言ってたらしく、そんな所に時間を掛けるより、作画のクオリティー(鞠莉のドアップのシーンでピアス無かったり、引きのキャラの顔が不細工だったり、受話器が2個あったり)や脚本にもっと時間を掛けて欲しかったです。
ラブライブを知らない友達にも映画なら「見に行こうよ!」と声を掛けやすいかな?と思いましたが、「ファンによるファンの為のファン映画」の出来で、ガッカリしました。