「OVAみたいで映画にする必要は無かった」ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow nahiisu21さんの映画レビュー(感想・評価)
OVAみたいで映画にする必要は無かった
μ'sと比べるのはお門違いなことはわかっていますが前作はきちんと完結していてこれがスクールアイドル!みたいな印象を受けましたが今作は全体的にストーリーがばらけていてこの設定はいらなかったんじゃ…という内容が多々ありました。
そのひとつに鞠莉の母親を説得する流れ。あまりにも陳腐な設定で、はぐぅとですわは面白かったがわざわざこの内容を映画化する必要があったのか、海外にAqoursを行かせたかっただけではないのかと思ってしまいました。
1番見ていて意味がわからなかったのがラブライブの決勝をもう一度やりますというシーン。
ラブライブは遊びじゃないという理亞の考えと真っ向から矛盾するあの茶番。ライブそのものはとても良かったですがもやもやした感じが残りました。セイントスノーのライブ納めということでラブライブと関係のないような描写にしてればもっと素直に見れたと思いました。
勝手に感動する映画だ。と印象付けて見に行った自分も悪いと思いますが見終わった後にあの描写はどういう意図だったんだろう、物足りないと思ってしまいすこし期待はずれでした。
製作陣のTwitterを見ていると映画が完成されたのもギリギリだったしもう少しストーリーも練って同じ100分でも密度のある100分にして欲しかった。設定をつめこんで場面をころころ変えればいいってもんじゃないと思いました。
海外に行ったのはμ'sが行ったからというのも理由のひとつとパンフレットに書いてある。が、それは卒業から大学入学までのちょっとしたブランクのあの特別な感じ(卒業したあとの時を思い出して!)のお祭り気分を演出するため(いつもなら国内、今回はお祭りだから海外というかんじ)前作と同じにしたのはμ'sと環境が同じでも彼女らの個性のある未来が形作られていくストーリーを作りμ'sと絶対に比較されてしまうというところを活かしたストーリーであるといえる。
理亞の件はAquorsと同じような境遇にある2つのグループが手を取り合って乗り越えようとしているんだと思えば自然とメイン級になるのも頷けるのではないか。
ただ、マリの母親の説得するためという理由の必要性は自分も疑問ではある。単に卒業旅行で良かったのではないか。
>海外にAqoursを行かせたかっただけではないのかと思ってしまいました。
μ'sがニューヨーク行ったからでしょw
>1番見ていて意味がわからなかったのがラブライブの決勝をもう一度やりますというシーン。
セイントスノーサイドの発言力が強くなったからでしょw
>製作陣のTwitterを見ていると映画が完成されたのもギリギリだったしもう少しストーリーも練って同じ100分でも密度のある100分にして欲しかった。設定をつめこんで場面をころころ変えればいいってもんじゃないと思いました。
完成がギリギリになったのもつめこみ過ぎになったのも配役が増えたのも事情があるのでしょうねw
むしろ厳しい条件の中このレベルまで形にしてくれた制作現場のメンバーにありがとうと言いたい