「総合的に"良かった"です。」ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow ハレルヤさんの映画レビュー(感想・評価)
総合的に"良かった"です。
※ネタバレという程ではありませんが、作品の結末について多少触れています。
私はいわゆる「ラブライバー」と呼ばれるファンの一人なので、
ネタバレ等々が気になる前に公開初日、最速で鑑賞してきました。
完全新作かつ、ひとつの区切りのような作品として仕上がっていますが、
キャストの過去のコメントにもあるように、
悲しい内容にはなっていません。
内容的には、非常にボリュームがあり、
1度の鑑賞だと自分のキャパ的に吸収しきれないと感じました。
新曲のボリュームも去ることながら、
Aqoursも、そして、
ストーリーの鍵を握るSaint Snowからも
3年生世代が卒業するということに際して、
残る世代が抱く葛藤や不安が、
それぞれのキャラクターの目線から描写され、
それぞれが作品の2時間の尺の中で成長して行く様が見られました。
なので、涙でどうこうと言うよりは、
鳥肌が立ちっぱなしの2時間という感じで、
鑑賞することになりました。
結末の落とし所としては、かなり無難なところに落としてきた印象です。
それ故に、ファンの解釈が別れるでしょうし、
わかりやすい展開を求める方にとっては、
モヤモヤするところでもあると思います。
ただ、冒頭でも述べた通り、この作品は
ひとつの『区切り』としての意味が強いように私には感じられました。
プロジェクト第一弾であったμ'sの劇場版が、
『μ's グラントフィナーレ』
であったとするならば、この作品は
『ラブライブ!サンシャイン!! 第一部 完』
と言った感じです。
数々書き連ねましたが、総じて"良い作品"となっていますので、
関心のある方は是非、ご覧になることをオススメ致します。
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