劇場公開日 2018年6月8日

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万引き家族のレビュー・感想・評価

全926件中、701~720件目を表示

3.0話題だし

2018年6月13日
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話題の作品。観ましたね。主役級の俳優、女優がちょい役での参加に驚きを隠せないが、なんか私的にしっくりこない終わり方で結構残念

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達雪

3.5よかった

2018年6月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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吉泉知彦

3.5相手の心境を慮る、の連続

2018年6月13日
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のっけから万引きするシーンってどうよ、と思いながら、それが日常で当たり前なんだ、っていう世界に一気に引き込まれる。

歯が抜けたら屋根の上に投げる、とか、塩なめたらおねしょが止む、とか、安藤サクラや松岡茉優の団欒中の些細なセリフとか。

是枝監督の作品でいつも感じる、「あぁ、そういう人いるいる」「そういう事よく言う言う」という既視感というか、臨場感というか。

万引きして生活してるとか、おばあちゃんの年金に寄生してる部分があるとか、その価値観には賛成できないのに、なぜかいつの間にか彼らを許容し、彼らの視点で社会を眺めているのは、そういう、人と人のとの関係性やつながりってそうだよね、そういうのあるよね、と共感できる部分が様々な場面に散りばめられているからだと思います。

他の方もおっしゃってるように、刺激的なラストとか、幸せな結末があるわけではない。
映画館の広いスクリーンで鑑賞するに耐える映画か、と問われると、それでなくてもいいのかもしれない。

で、結果、何を訴えたいのか、という人もいると思う。

でも、問題提起や、テーマが、必ずしも無くてもいいんではないかと思う。

それが現実だから。

現実ってそれ以上どうすることもできないから。

そういう人もいる、
わかる部分もある、
そんな現実を知って切なくなる、
相手の心境を思って涙が出そうになる、

そんな時間を過ごせたので、
自分としてはありがたかったです。

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幸せなひまつぶし

2.5なるほど

2018年6月13日
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役者が揃って漏れなく上手いので、
「日常を切り取りました」って観えます。

これを観て、
『血縁だけが家族じゃない』
『自分は何も悪くないのに生活苦なんだ、許してよ』
と正当化したり、マネする人が出ませんように。
そのくらい自然で上手い。

これはダメな大人がしでかした家族ごっこに過ぎないし、
人にお金を集ったり、
万引きという犯罪で生計を立てるのは間違い、
とこの映画は言っているのです。
男の子の成長と、
おばさんが改心しているのが正しい姿。
一方で、
間違えたままの人を、
おじさんと女の子とお姉ちゃんで観せている。

どちらも提示して、
観た人に考えさせ、結論は無い。
カンヌが好きそうな作りの映画です。
それで良いんですけどね、映画は。

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JY

4.0家族って…

2018年6月13日
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なんなんだろうって思わされる作品。

この人達がやってることは決して許されることではないんだけど、これもあったかい「家族」だなって思えてしまう。

いろんな意味で今の時代に突き刺さる作品だと思う。

たくさんの人に観てもらいたい。

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minmixnao

4.0万引き家族

2018年6月13日
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虐待の挙句殺してしまう親を止められない社会の陰で、あざだらけになりながら親から離れられない女の子を救い出してあげる優しさに胸が詰まる。

「三世代同居に補助」などと少子化対策の名のもとに、妙な理想家族像の押し付けを皮肉った快作でもある。

血のつながりがない人の集まりは家族ではないのだろうか。しかし頬っぺたをくっ付けたくなるような暖かさを感じるのは、犯罪が悪いとかいう問題以前の生きづらさに対する救いを見せてくれるからで、家族の本質を感じる。

是枝監督オリジナルの映画からルネ・クレマンの「禁じられた遊び」を呼び起こさせるのは、すがるもののない5歳の子が、人の温もりを一瞬でも感じてくれる安堵と、大人の都合に振り回される怒りのようなものが蘇って来たからだ。

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ezu

5.0是枝裕和の集大成

2018年6月13日
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是枝裕和がこれまで描いてきたことを総動員した、まさに集大成となる大傑作。生きることは食べること、性的な描写にも嘘がない。家制度からドロップアウトした人達(スイミー)が作る擬似家族こそ豊かに映るという皮肉。ラストカット、彼女の視線の先にあるのは希望だと思いたい

語り口が兎に角上品。言葉には言外の意味があり、「傷跡」「数え歌」などの反復描写が「絆とは何か」を雄弁に語っている。役者の演技も素晴らしく、特に安藤サクラの泣き演技には圧倒された(とケイト・ブランシェットが言ってました)。細野晴臣のミニマルな音楽が緊張感を生む。ちゃんと「面白い」作品

是枝裕和はエロスの作家で黒沢清はタナトスの作家なんかな。知らんけど

『万引き家族』は殊更に問題提起をしてみせるような作品ではないことは観れば誰でもわかる。観ればな。是枝監督もインタビューでそう語っている。これはひとりの女の子に向けて語られたミクロな作品。でも観れば誰もに何か響くものがあるはず。観ればな

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ヒートこけし

3.5見えない花火を見上げる姿

2018年6月13日
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人の物を盗んではいけません。

人を騙してはいけません。

人を殺してはいけません。

法治国家において至極あたりまえの理念。
しかし、それらを外れた部分でこそ結び付き合う絆があり、人々がいる。
得てして幸せな姿に見えるが、やはりいつかは破綻していくもの。
見ることの出来ない花火を皆で見上げる姿にそれが象徴しているような気がした。

いかなる理由があるにせよ、大人が万引のやり方を子供に教えるなんて事はあってはならない。
それらがあたりまえの事だと子供たちに思わせてはいけない。
祥太が治の行動に疑問を持ち始める姿を見て、少しほっとした。

真っ当な家族があたりまえに幸せだと、誰もが思える世の中になってほしい、という願いが込められているような作品だと思う。

しかし、メディアで「感動」等の言葉を使って賞賛するような映画では無いような気がする。
賛否が出てあたりまえ。そんなに甘いテーマでは無い。

それにしても安藤サクラはやっぱり良い!

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コバヤシちゃん

4.0家族の形

2018年6月13日
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泣ける

難しい

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ロイカ

3.0何かに飢えている、愛情を知らないのか?心にわだかまりがあるのか? ...

2018年6月12日
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何かに飢えている、愛情を知らないのか?心にわだかまりがあるのか?
お互いの溝を埋め合う様に、甘く優しくする事でバランスを保つ。
そんな家族ごっこの、向こう見ずで勢いのある楽しさに期待してはいけない。
血の繋がりに実感を持っていないからこそ、自分の人生に最低限の責任を持って生きていないと、人生を生き抜く事が出来ないだろう、痛切に感じた。

垣間見える少年の向上心に人間の資質を感じ、血の繋がり、環境だけじゃないだろうと強く言いたくなった。

74/

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パプリカ

5.0家族の定義とは

2018年6月12日
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血縁だけが家族じゃない。全く同じではないが、自分の境遇一部被る部分もあったので心に沁みた。
子供にとって幸せは何なのか。肉親に恵まれない子供に、幸せを与える事は出来ないのか。だとしたら、親が居ない子供にどうしてやるのが一番幸せなのか。
この一家は日本の鏡像だ。肉親に愛を与えられない子供なんて無数にいる。一部でも心に思う点があるなら、絶対観るべき映画。
この作品はセリフで説明しない、凡ゆる解釈の余地を与え、我々に考える機会を与えてくれる。しかし自分の様に子供との関係を悩み、子を愛する親にとっては、描写の全てが試練の様に全身に叩き付けられる。
とにかく日本中の子供たちには、幸せになって欲しい。

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ゴールド寿司

4.0家族って何だ?

2018年6月12日
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俳優陣の自然な演技が、この世の中に今、現実にあぁいう家族が存在するということを感じた。
最後まで考えさせられる、映画だった。

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you

4.0しみじみとエロく切なく

2018年6月12日
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リオウリオウ

4.0もやもやもやもやもやもや

2018年6月12日
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泣ける

難しい

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羊

3.0なんかすごい賞獲ったっぽいんで

2018年6月12日
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とくに興味はありませんでしたが、ミーハー根性丸だしで観てきました
案の定 まぁそれなりの作品かなと
感想としては「へぇ.... で、どうした」としか

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たつ

4.0映画の中だけの世界ではなく、日常に転がっている世界。

2018年6月12日
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観た後は、魚の骨が喉に刺さって抜けないような感覚に陥った。しばらくは抜けなそうです。
でも、これはいわゆる映画の中でしかあり得ない様な世界ではなく、私たちの日常のどこにでも転がっているような世界だという事は、言わずもがな分かる事でしょう。
家族の年金を頼りに生きている為に、延命治療を続けてほぼ植物状態になっていても経管栄養で生きさせる。会話も出来ない状態の人に会いに来る家族は居ない。でも何故生きさせるか、それは治療費よりも高い年金が入ってくるから。そんな血の繋がった家族はたくさんいます。
生活保護を受給しながら朝からパチンコ屋に通い、仕事もしないのに衣食住に困らない人。受給を受ける為にわざと事故って怪我をするなど、不正受給を繰り返す人々も実際どのくらいの数がいるのかは把握さえしきれない。
虐待を受け亡くなる子供の数、年間50件以上。1週間に1人以上。そして、この映画のタイトルにもある『万引き』万引き被害額 日本は世界で2位。万引き被害額 4500億円以上。
これが日本の現実。。
この世界が無くなることはあるのでしょうか。

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青猫

4.0ひとりひとりの持ち味がすごい

2018年6月12日
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キャストが豪華で、それぞれの演技力がすごい。
松岡茉優の体はった演技は第2の蒼井優を感じました。

ストーリーとしては余韻を残しながら終わるので、今後どうなったのかが気になるところ。

ただ、そこまで騒ぐほどの作品かどうかは、好みによるかな?

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ajun

2.5普通に家族や幸せを問ういい映画

2018年6月12日
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賞をとっていなければシネスイッチ辺りでやっているかな。どこから収入を得ようが社会に貢献しないでも、なぜか団らんの食事は羨ましくもあった。

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dong

1.0思考を持たないその日暮らしの人々

2018年6月12日
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悲しい

近年はこんな感じの家族がいるんだろーな、そのままを、大したストーリー展開なく、エピソードの回収もなく、深い理由も意味も示さないままダラダラ始まり終わる。登場人物が全員ほぼ何も考えてないので悲壮感がなく幸せそうなのは観ていて楽だったけど、観たからと言って特別な感想がない映画。役者さんはとても良いと思います。リリーフランキー、悪くはないけど、リリーフランキーじゃない方が個人的にはいいような気がする。
監督の前作も個人的には全くダメだったので全然期待せずハードルが低かったので普通に鑑賞しましたが、「賞を獲った!」と思って観に行くと「え~!?」ってなるだろうな。そんなわけで☆を減らしました。

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Pi

4.5もしかしたらいるかも知れない家族

2018年6月12日
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悲しい

難しい

幸せ

他人でありながら、それぞれ事情があって繋がった家族は実際に実在するかも知れない。
せつなさと焦りとやるせなさが混ざった酸っぱいような映画だった。
妹を庇いこのままではいけないと感じたように思えた仮想の兄の思いが重かった。
この後のそれぞれを想像するとしあわせがわからなくなる。

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kayono