「「家族」とは」万引き家族 spoonさんの映画レビュー(感想・評価)
「家族」とは
キャスティングが最高、身に迫る演技に引き込まれました。
治(リリー・フランキー)の事を最後まで「お父さん」と呼ばなかった祥太(城桧吏)の意味が伝わってきて,泣けてきた。
警察官の質問に対して信代(安藤サクラ)が最後の方まともに答えなかった気持ちも伝わってきて、、、。
「家族」というテーマに切り込み、問い続ける監督と、演者たちの絶妙な感情が画面越しに伝わってきた。
子供たちのキラキラとした飾らない姿が、この作品でも。愛おしくて素敵でした。
「誰も知らない」や、監督違うけどドラマ「幸色のワンルーム」でも思った事だけど、世間がいう正しい形ではないからと言って排除したり否定しないで欲しい。彼らの居場所に踏み込まないで、そっとしといて欲しい。
何が正しいのか、自分や世間の考えだけで勝手に判断し行動しないで欲しい。それが及ぼす影響をもっと考えて欲しい。
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