劇場公開日 2018年6月8日

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「リアルと芸術の狭間」万引き家族 0ZPacQ8kMy7gWAXさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0リアルと芸術の狭間

2019年12月25日
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この映画は、視聴者の価値観(特に自分の体験談)に大きく依存する映画だと思う。

自分に軽犯罪を犯す心理、または複雑な家族関係(コミュニケーション)が多少なりとも描ければそれをフォーカスして共感する。

もしくはその複雑さと、語らない曖昧さに芸術的要素を垣間見るのかもしれない。

しかし主人公たちの行動は、常識を少し当てはめるだけで解せない点が多々あるので、そこはリアルを描いている(または現実的な雰囲気を作り出している)にしては御粗末だった。

感想が二極化しそうな点においても、興味深い作品だった。

0ZPacQ8kMy7gWAX