「安藤サクラの圧倒的存在感」万引き家族 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
安藤サクラの圧倒的存在感
万引き家族が1人の虐待されていた子供を見つけた事から始まる家族の物語。
はっきり言って前半は期待出来なかった。
収入が低く、仕事する気があまり見られない家族。
「貧乏な家ってそんな散らかり状態じゃねーよ!」ってツッコミたい気持ちを抑えながら観てましたw
お婆ちゃんが機転となる後半から徐々に面白くなっていった。
明らかになって行く家族の秘密。
家族とは?考えさせてくれます。
終盤の安藤サクラ尋問シーンは圧巻でした。
全体的に悪くは無い内容なんです。
ただ、この家族達に貧乏ながらの夢や希望が見出せないので、映画的に絶賛出来ない所なんですよ。
1人の他人の虐待されてる子供を見つけ、淡々と物語&家族の変化を語る映画。
是枝監督らしいと言えば、それまでですが。
不満は松岡茉優の職業。何を語りたかった?
スタイルが良かった事は目の保養。
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