「意図的に底の浅い貧困から、考える。社会問題。」万引き家族 Hinotamaさんの映画レビュー(感想・評価)
意図的に底の浅い貧困から、考える。社会問題。
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基本的に日本の貧困なんて、たかが知れてると思う。
今、体さえ健康なら、仕事なんていくらでもある。
建前言うな!って意見もわかるけど、
生きるために、なんでもする覚悟あればの話だけど。
なんでもっても、犯罪じゃないよ。
ひとつ例を挙げれば、殺人の犯人が、何年も普通に仕事して、何年も潜伏してたじゃないですか。
そんな日本社会の問題と、家族の本当の絆とは何か?
を考える映画なんじゃない?
他人だけど家族を明るく描くと、海街ダイアリーになり、
社会問題とからめると、万引き家族になる。
貧困とか、虐待とか、本当に解決したいなら、
政治家か、官僚になって
根本、法律から変えるしかない。
いろいろ問題もあるけど、社会的に救いの道は結構あるよ。
映画では、フランキーが実際、事件発覚後になんらかの支援により、家に住み、生活してた姿描いてた。
もちろん、解決すべき問題も多々あるのも事実だけどね。
あと、自分に今すぐ自分に何が出来るか?
って問題意識持ってた、立派な人も、いるみたいだね。
簡単に出来事の一つは、挨拶。
ひとり暮らしのご老人に、こんにちは!
子供の通学時に、おはよう!
すべては、そこからスタート。
ご近所づきあいの、大切さと、面倒くささ
を、見直して、良い折り合いの付け方があればなー。
お役所仕事と、馬鹿に、しがちだけど、
役所の人も、民生委員のひとも、結構相談に乗ってくれるよ。
映画としては、演技みんな素晴らしかった。
それだけでも、見る価値あると思う。
子役の自然な演技は、特筆もの!
安藤、松岡も、評判どうり良い!
で、星4つです。
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