劇場公開日 2018年6月8日

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「法律って誰のため。」万引き家族 にっしんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0法律って誰のため。

2018年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

どうしても、先日起きた東京目黒の事件とダブってしまった。いかにも鋭いタイミングで起きてしまった事件。映画では、万引きをしながらも、その生活は、人として、仲間として接してくれるつながり方と、血が繋がっているというだけで、児童虐待などの愛のかけらもない届け出だけの家族の形と、どっちがどうなんだって話。「子供は親を選べない」これが原因で不幸な事件はあまりにも多い。その他にも作品の中には様々な問題提起があった。映画を通じて伝えたいことがストレートに伝わってくる。安藤サクラさんの「社会の裏の表情」が最高にいい。

にっしん