あした世界が終わるとしてものレビュー・感想・評価
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恋愛シミュレーションゲーム風SFアクション
隠れた名作ゲームのような作品です。
絵がアニメとCGの融合なので独特です。
ちょっと変わった世界観のヒーローアクションです。
全体的に普通で埋もれてしまうデザインで、登場人物も既視感があり、二番煎じな雰囲気のSFアニメですが、日本政府を抹殺する描写があったりして好きです。
梶裕貴さんが主人公、内田真礼さんがヒロインの声を担当しているので贔屓して評価しています。
やっぱり この設定は無理
別世界で死んだ人が こちらの世界で突然死する世界観は、
「リアル鬼ごっこ」と同じ。
この「2つの世界で生命が共通」という世界観は明らかに矛盾。
まだパラレルワールドの方がマシ。
この世界設定では2つの世界が生まれた、その時から確率的に2人に1人
が原因不明の突然死となり、爆発的に発生したはず。
(冒頭でのスマホのニュースによれば、影響が日本(人)だけという謎設定
で、ここも完全に世界観が破綻している。)
そして何より矛盾するのは、生まれる時。
2つの世界で同時に死ぬ設定なら、同時に生まれる必要がある。
それなのに 違う環境で 違う出会いをし、夫婦と親子関係が同じというのは
あまりに矛盾があり過ぎる。
ストーリー展開も酷い。自分の分身である別世界に侵攻して何をやろうと
いうんだろう。 戦争する動機、目標が何もない。
お粗末すぎる思考に呆れる。
リアル鬼ごっこはサスペンス・ホラーだからまだ許せた。
しかしこの作品はSFでもあり、違和感が際立っている。
泉重工業株式会社 え! そりゃ、まだ、まずいでしょ!
戦後はGHQの占領になったわけだから、日本公国を語ろうとテロ国家。あの7●1細菌部隊ですら、米軍にのまれたわけだから、独立して立憲しまった限り、テロ国家である事は間違いない。この制作陣は敗戦国としての自覚が全く無く、それこそ、平和ボケだと想う。
『俺がこの日本を変える!?』設定が出鱈目過ぎる。CGアニメーションは許せても、設定がめちゃくちゃ。
これを繰り返していれば、本当に『くるうジャパン』になる。
高校三年になって、冬服を着ているって事は、10月を過ぎている。つまり、アメリカ型の受験システムに変えていない限り、後、三ヶ月で受験。ピカデリーでつまらない映画を見ている余裕は無い。
全く、はなたれ小僧目線なB級アニメーションだ。
『平和ボケな日本と内戦が続く日本』って『平和ボケ』って、そんなに戦いがしたいのか?
えっ!日本のアニメーションってここまで空気が読めなくなっているのか?もはや世界の恥になりつつある。
挙句の果てに、機械を悪者にしている。悪いところだけ脱亜入欧。もう駄目だ。
突然死は 労災だ。この世界の片隅に 『のうのう』とブラック企業が存在することを理解してもらいたい。
僕は後9年で75歳なんで、どうでも良いけどね。間違えた8年だ。
我は汝、汝は我…。ヤングアダルトが好きそうな要素は満載だが、流石に設定に無理がないか?
パラレルワールドによる侵攻を防ごうと、高校生・狭間真と彼の仲間たちが戦いを繰り広げるSFアクションアニメ。
主人公、狭間真を演じるのは『進撃の巨人』シリーズや『僕のヒーローアカデミア』シリーズの梶裕貴。
全編3DCGで描かれるアニメーションだが、開始5秒でそのクオリティの低さにズッコケてしまった。
2019年の作品でありながら、まるでPS3のムービーのような生気のなさ。日常描写に全く生活感が無く、お人形が動いているみたい。コレで90分はキッツいぞ…💦
とはいえ、アクションシーンは中々迫力があり、物語が進むにつれCGクオリティの違和感は無くなっていった。
本作の監督、櫻木優平さん。
どっかで見たことある顔だと思っていたら、あの「極めてなにか生命に対する侮辱を感じます」事件の時に、宮崎駿の向かい側でコーヒー飲んでた人だ!
『毛虫のボロ』にスタッフとして参加していた人なんですね〜、なるほど。
あの状況でコーヒーを飲めるとは中々の胆力っ!と思っていたが、やはりアニメ監督ともなるとあのくらいの大胆さは必要なんだろうねー。
『エヴァンゲリオン』+『ターミネーター』+『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』+『ペルソナ』+『鋼の錬金術師』。
コレを6で割ると本作の出来上がり。
ネタ元が非常によくわかる作品だが、どの要素を取ってみてもオリジナル作品の方がよく出来ている。
主題歌にあいみょん、梶裕貴や内田真礼といった人気声優を起用、高校生のラヴ・ストーリー、美少女ロボット・バトル、現代の東京が異世界に侵蝕されるという『ペルソナ』感、etc…。
なるほど、如何にもマーケターが考えたような「若者にウケる映画」要素が詰まっている。
でも、こういう見え透いた商売気は作品のクオリティ向上になんの意味も持たない。
本作の長所は迫力のあるバトル描写。
コレは確かに優れていると思う。
CGのクオリティは、例えば同年公開の『トイ・ストーリー4』なんかとは比べ物にはならない。
しかし、日本アニメっぽさを絶妙に残しながらも、CG特有の立体感を全面に押し出した、スピーディーなバトル・シーンは中々の見所。
しかし、予算の問題なのか人員の問題なのか、バトル描写が少ない。
最大の長所を殺してまで描かれるのは、クソほどどうでも良い恋愛描写や退屈な世界観の説明。
主人公とヒロインのキャラデザインと性格があまりにもテンプレ的で全く好感が持てない。
しかも、なんか暗くてジメジメしている。せめてカラッと明るく楽しいアニメを見せてくれ。
止め絵で描かれるデート描写は、ボラギノールのcmみたいだった。
あまりにも飲み込みづらい設定もうーん…。
パラレルワールドとは命がリンクしているらしい。
裏の世界で死ぬと表の世界でも死ぬらしい。
…いや、それ流石に設定に無理があるだろう💦
表と裏が繋がっているということは、どちらの世界も同じ人と結婚して、しかも全く同じタイミングで子供が産まれるってことでしょう?
そっくりな世界というならともかく、全く違う歴史を歩んでいる世界でそんなことある?いやまあこの映画内でそうだといっているんだからそうなんだろうけどさ。なんかモヤモヤするわ。
パラレルワールドの本格的な侵攻が始まり、真とジンがそれに対抗する。
それ自体は王道なストーリーで良いんだが、問題はミッションクリアの条件がよくわからない、ということ。
何をすればパラレルワールドの侵攻を阻止できるのかよくわからないまま、なんかチマチマしたバトルを繰り返し、何をするのかよくわからないままパラレルワールドに突入する。
表と裏が繋がっている以上、黒幕である公卿たちを殺すわけにもいかないし、だからといって〇〇をすれば両方の世界のリンクが消滅する、という具体的な目的は描かれない。
なんとなくラスボスと戦って、そのままなんとなく世界は丸く収まってしまう。
大体敵の力を無力化する抗体を実は作ってました、とか都合が良すぎるんだよ。シナリオに必然性とかそういうものがまるで感じられん。
こういったシナリオや世界設定は、ゲームとかなら違和感なく受け入れられるかもしれない。しかし、ストーリーの重要性がゲームよりも高い映画という媒体では、ちょっと受け入れがたい。
バトル描写はすごいので、CGアニメに興味がある人には一見の価値があるかもしれないが、ライトなアニメファンや普通の映画ファンならスルーして良い作品だと思う。
…未だに女子高生のお風呂イベントとか、セクハラっぽいやり取りがアニメとかゲームには蔓延しているけど、いい加減そこから卒業しないか?時代は変わっているんだよ。
二ノ国の進化版
見掛け倒しの残念アニメ
アニメーションというよりゲームCG
まず、青春モノだと思って観たのに、まさかのSF!!
詐欺にあったような感じ。
そして、アニメーションというよりゲームCG。
最近この手の作風多いよね?
俺はこれをアニメーションとは認めていません。
というか大嫌い!
内容も設定もかなり中途半端な感じで酷いし・・・
時間が勿体ない!というのが正直な感想です。
動きが人形
背景はリアルだが人も動きが人形みたい。
人形劇観ているみたいだ。
CG&ロボット感が強すぎて感情移入できない。
ストーリーは幼稚な感じはあるが嫌いじゃない。
ドキッとさせる演出も良い。
普通着ぐるみが中身の人間が言葉を発せないので
オーバーアクションになるのと同じ状況だ。
動きを見せようとしているあまりナチュラル感が無いのだ。
背景のリアルさが無機質感を出している。
新海ワールドとは真逆だ。
美しい背景描写というよりCGによる無機質感が強調されている。
SF感が強いシーンは逆にアニメとしてすんなり入ってくるが
リアルを演出している部分が物凄く無機質感を醸し出している。
人形だ。冷たい人形。
人の温かみを感じない。のアニメの方が違和感がない。
無機質な中にあいみょんの曲が妙に浮いて聞こえる。
雑過ぎるでしょ
何ら前情報無く、レンタルでジャケットを見て「青春ラブストーリーかな」と思って借りたらパラレルワールドものだったw時間旅行モノやパラレルワールドものって、タイムパラドックスみたいに縛りが有るから設定が難しいんだけども、これだけ雑だったら関係無いなぁレベル。
こちらの日本とリンクしている「日本公国」。片方で死ぬと、片方の同じ人間も死ぬと言う設定。主人公・真の両親は「日本公国」で処刑された為、こちらの世界では突然死してしまう。他にも急増する突然死。でっ、主人公の幼なじみ、彼女未満のコトリは「日本公国」での立場は公女コトコ。その立場は傀儡で、公卿たちが実質の支配。公国側の真であるジンはコトコを殺そうとこちらの世界に来る(人間関係はリンクしてないみたい)。結果、コトリとコトコは死んでしまうが、公卿が代わりに公女にしたのはコトコとリンクしていたアンドロイドって・・・・。何でも有りかよ。
公国に対抗するのは政府では無く、コトリの父親の経営する会社。大企業で重工業もあるとは言えども民間会社・・・・しかも実質戦うのは真とジン。公国は日本政府要人とリンクした人間を殺したり、公国の人口密集地に核兵器を使って、こちらの突然死を増やすwもはや意味不明。挙げ句、コトリの父親がコトリの死体を保存していた為に最後はコトリが復活するとか出たとこ勝負な設定。公卿の正体も分からんままだったし、「今、俺は何を見てるんだ」状態。
PVで期待度高かったのでつらい
世界観説明がいきなりナレーションで始まったと思ったらガバガバな話がずっと続き、話を考えるのめどくなったのかと心配になってしまった。
映画館の予告でPVが流れていてすげーよさそう!と期待度高かったんですよね。
こちらに向かって少女が歩いてきて曲に合わせて「あー」「らー」と口を開いているだけのPVなんですが、めちゃくちゃ雰囲気良かったので。
それが映画を見てみたら開幕世界観説明がナレーションで始まり、以降はガバガバな展開が何度も繰り返される……。
PVで期待度高めてしまった人はいっそずっとPVを見ていた方が幸せ。
そんな風に考えてしまった。
リンクしたもう一つの世界
幼き頃母を突然死にて亡くした主人公とヒロインのお話。
全編フルCGで描かれていて、前半は動きがヌルっとしており、日本フルCGアニメ特有のキレのなさは相変わらずか?と思いましたが、この物語の真相が語り始まってからはキレも良くなり、昔よりは観易い映画とはなっておりました。
映画内容的には空間移動実験に失敗して、リンクするもう一つの地球が存在する様になり、そこの人間が死ねばもう一つの地球の人間が自動的に死ぬらしい。(それで片方の世界で突然死が増えたらしいのだが、、。)
対と成る世界がリンクする展開は面白いのだが、物語として次の展開が予知しやすく少し残念。
片方の世界から来た人々がもう片方の世界へ来た際、日常生活に興味を示したシーンは今時のアニメらしい面白さもあり、これなら短い時間のアニメ映画よりかは1シーズンのアニメにして語った方が面白かったのでは無いかな?との疑問も。
タイトルとあいみょんの歌はアニメ内容とリンクしていない様な🤔う〜む。
別映画「天気の子」の内容に合っている気がw
ともかくまあまあなフルCGアニメでした。
人が歩いているシーンで目がチカチカする
スマートアニメーションとやらはゲームのキャラクターみたいな動きでこれを映画館で見せられたら、劇場公開としてはまだ微妙な作品と言ってしまう人が多いのではないか?
ストーリーが二つの平行世界で同じ人間が生命的にリンクしている為、政情不安定な世界の人物が殺されると反対の同じ人物が突然死する…。この設定を生かして面白い展開があれば良かったが、捻り無くシン、ジン、コトコ、リコ、ミコと今時のTVアニメ化されたライトノベル並のキャラクターで敵は黒幕の大人…さすがに何処かで見たような感じ、そんなに盛り上がる気がしない。
序盤に古谷徹のナレーションシーンが入るが衝撃的だ(笑)
あの説明で一気に物語の構造が理解出来るが、欠点として「なぜ?」と真相を想像しながら観る人には面白味を失わせてしまう。
製作時は不特定多数に観てもらうつもりで作ったのだろうが、この当たり障りの無い内容で大ヒットを望むべくもないのは製作者も理解しているだろう。
しかし、映像技術革新の一歩としてはこんな作品も必要とは思う。次こそは本当にスマートな感じの映像を…と希望する。
今年はパラレルワールドの当たり年?
唐突な古谷徹のナレーション。いろいろと批判もあるようですが、やはりここは笑いどころなのでは?と、鑑賞後に笑えなかったことを悔やんだ。ウルトラマンのカラータイマーや仮面ライダーの突然のナレーションなんて慣れっこになってるせいでしょうか、むしろ冒頭からナレーションで始まるほうがわざとらしさを感じてしまいます。
告白するぞ!って大事なところで、もうひとつの日本=日本公国からやってきた主人公真(シン)にそっくりのジン。パラレルワールドでは一人が死ぬと、リンクしてもう一人のそっくりさんも死ぬ。なるほど、これで健康体の人間が突然死する理由がわかる。日本公国では格差が極限状態にまで達し、コトコという公女が実権を握る独裁国家だったのだ。そのため逆らう者は粛清され、内戦によって都市は荒廃、常に戒厳令が布かれる状態。そこで、レジスタンスのジンがコトコと相対する琴莉(コトリ)を暗殺しようと現れたのだ。いや待て、暗殺対象の琴莉は真が告白しようとしていた幼なじみなのだからややこっしい。さらにはコトコが放ったロボット(知能搭載遠隔人型兵器マティック)のミコとリコが真を暗殺するため、この異世界へとやってきたのだ。
日本公国はまるで中国紫禁城のような雰囲気で、しかも電磁バリアが張り巡らされた(と思った)ドームに囲まれてる。不気味なパラレルワールドを象徴するような建物だ。これがフルCGで描かれるキャラによく似合ってるのだ。ゆらゆらゆれるポリゴンのようなCGには最初違和感もあるのですが、次第に慣れてきます。
こうして暗殺合戦のようなストーリー展開となるわけですが、公女コトコは実は12人の公卿によって動かされている傀儡政権みたいな立場だとわかり、こっちの世界でも連続通り魔事件が起きて公卿が8人も殺されたりします。こっちの世界では普通のおっさんだったりするので、暗殺も簡単みたいです。パラレルワールドの割には苗字は一緒だが名前も違うし、性格も全然違ってたりする。だけど、なんとなく理解できます。
普通のSF物語と違う点は、例えば強力な時限爆弾が作動してしまったらギリギリのところで解除するとか、ヒロインが死にかけてもギリギリのところで助かるとか、そういった予定調和な部分が無いところです!20万人くらい被害が出たりする爆弾が爆発、ヒロインは殺され、こっちの国の大臣や首相もみんな殺されちゃいます。公国では政治家も普通のおっさんなんでしょうね・・・。そんな展開が好きです。都市ごと転送ってのも凄いし・・・
ラスト、ヒロインである琴莉が生き返ってるようなカットもありましたが、妄想、希望、夢とか、なんとでも解釈できるのかな。そんな曖昧な終わり方なおかげで、TVで放映されたらまた見てしまいそうです。
とても良かった!
良くない評価をされている方もいますが、私はとても好きです。
キャラクターが生き生きしていて、目が離せなくなります。
前半の甘酸っぱい現代のシーンから、もう一つの世界の自分が接触してくる手に汗握る場面、少しずつ明らかになっていくパラレルワールドの公女の思惑、後半の息をのむバトルシーン…
どれも最高でした!
惜しむらくは…やっぱりこれで完結なのでしょうか…
キャラクターも世界観もここ数年の内で一番好きな作品でしたので出来ればもっと追いかけたい気持ちでいっぱいです…
最後に…人それぞれですが、出来れば一度観に行って皆さん自身で良しあしを判断してほしいです。
良くないレビューで行くのを躊躇して後悔終了間際に観に行ったのを凄い後悔しているので…
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