君が君で君だのレビュー・感想・評価
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好き、と愛は違う
見張ると見守るは、違う。
この主人公が平気でしていることは、一生許されない類いのこと。その境界線を、ためらいもせず踏みこえていく。ネジが完全に、一個、無い。相手の自由を侵害して、あなたはボクの太陽なんです、とは。
愛は、自由が前提条件だと思います。
この男は、一生、相手の気持ちを思うことなく、自分の気持ちしか大事にできないんだろうか。ヒトかもしれないが、人間ではない。恋すると、強いエゴが発動し歪みを作る。この男が言うように、愛が何かを、誰も教えてくれない。誰もが痛い思いをして、愛とは何かを考え始める。エゴに気付き、エゴと闘って、変わってゆく。そこで変われないヒトは、自己愛という持病に罹っている。この男は、エゴと闘わず、現状と闘う。ミッション・コンプリートするためのサイボーグみたいで、怖い。
好きな人ができたら、相手の自由と幸せを、必死で理解しましょう、自分の幸せと同じくらい、相手の幸せも祈り大事にしましょう。フラれたとしても!
「体調はどうですか?」 「ちょっと切ないです」 「じゃあ大丈夫です...
「体調はどうですか?」
「ちょっと切ないです」
「じゃあ大丈夫ですね」
この部分がそのまま私の感想だ..!!
ある意味、非常に楽しい青春物語にも感じたり..
自分には理解不能なコアな3人
オタクだか変態だかキチガイだかわからない3人。尾崎豊やブラッドピットになりきるのは百歩譲ってわかるけど坂本龍馬はどうなんだよ!それを池松壮亮、満島真之介、大倉孝二が演じてるのが松居組ぶっとんでるよ。
異常か?純情か?異常です。
ストーカー、ですよね!
映画は人それぞれ感じ方が違うし好みも違うから、この映画も素晴らしいと思う人もいるんだろうけど、私はよく理解できない。かなりヤバいストーカーの話というだけしか。
ただ、あんなに声を出してる池松壮亮は初めて観たかも。高杉真宙も好青年の役よりこういう役のが合ってるように思う。YOUもピッタリ!他の出演者も良かった。出演者の演技力で星2つ!
体調は少し切ないです
尾崎豊ファンが怒ってきそう
ブラピファンも怒ってきそう
金八先生が怒ってきそう
向井理がチンピラやる時って必ず眉毛消すな
またやさぐれたYOU飽きた
髪の毛を食べひまわりを食べる池松壮亮
一度は彼氏彼女の関係になったやつ
片想いだが恋愛経験がある奴
人を好きになったことが無い奴がやっぱり一番おかしかった
劇団ゴジゲン
「極めてやわらかい道」
を基に出来た映画
『君が君で君だ』
を更に掘り下げた舞台
「君が君で君で君を君を君を」
があるらしい。
レンタカーは久留米ナンバー
ディスクユニオン下北沢
野木町ひまわりフェスティバル
いなしきフィルムコミッション
台東区
さがみはらフィルムコミッション
突き抜けた狂気の向こうに爽やかな純愛あり
楽しそうな青春しているポスターデザインと池松君の笑顔につられてみた映画。
内容はといえば……、これは一般的な倫理観、常識的なモノサシで見てはいけない映画です。
女の子にぞっこんなのは、ブラッド・ピット(満島真之介)かと思ったら、物語が進んでいくうちに、尾崎豊(池松壮亮)の方が超・やばいやん!と気付きました。やっていることは、常軌を逸しているけれど、10年間、3人が純粋に姫をあがめ守り続けている姿が愛しいし、登場人物で嫌いな人はいなかったです。首輪の跡も笑えるし、大倉孝二の坂本竜馬がおかしくて。
向井理の自分は半端でいいです、というのも納得しながら笑いました。
とにかく、突き抜けているんで、かえって爽やかです。
突き抜けたストーカー
たまたま知り合った韓国人女性に惚れてしまった男三人、この女性が好きな尾崎豊、ブラッド・ピット、坂本龍馬を名乗り、隠れストーカーとなる。
「姫」と崇め、何をしても見捨てることはなく、いい加減な彼氏ができてもめげない。
バカバカしい話だが、全編、奇妙な緊張感が漂うのは不思議。
純情か、異常か、単なるストーカーか?!
異常性癖の持ち主が3人同時に現れた感じなのでしょうか、1人1人の感情は理解できるものの3人揃うとやっぱり理解に苦しんでしまう。ストーカーなんてのは独占欲も強い人なんだろうし、共有する感覚なんてないだろうし、アイドルに対する熱狂的信者に近いものなんだろう。満島=ブラッド・ピットは不良たちから助けてくれた女神のような存在、大倉=坂本龍馬は元カノという対象でこれぞストーカーだが他の二人に同化してしまってる。池松=尾崎豊は単純にアイドルとして見ている?
個々を見つめなおすと正常かもしれないけど、3人が同居して、スパイ行為、偏執的行為になるのが異常そのもの。結婚するまで見守っていたい気持ちはなんとなくわかるけど、10年は長すぎる。しかもキャバ嬢だったり体を売ったりするのを止めることもできない立場。しかし、第三者的に眺めると、そんな彼らが愛おしく思えてくるから不思議だ。まぁ、笑えるシーンがいっぱいあるから、飽きずに見ていられるんだけど・・・。
正解なんてないんだなぁと。
恐いなぁ〜狂気じみてるなぁ〜ヒエェ〜って自分の腕を思わず掴んでしまう場面も多々あったのですが、3人に対して100%理解できないとも言いづらくて…。そういう正解のない概念が愛って言えるのかもなぁ〜と思いました。賛否両論はあるとは思うのですが、私は観て良かったとおもいます。姫も向日葵も綺麗で、夏を感じる作品でした。上映場所もう少し増えて欲しいなぁ。
変態への憧れと現実
叙情的なポスターとキャストの良さと監督につられて衝動的に鑑賞。
流れる空気、ストーリーの経過時間に比例して上昇するカオス、情熱的な役者の演技、それらを底上げするがごとく添えられた尾崎豊の名曲「僕が僕であるために」
めちゃ好き。見たあとの興奮はめったに味わえないレベルです。 ただ!
おすすめの映画何?と聞かれても薦めずらい。そんな映画
拗らせ系恋愛映画のアウトロー
一人の女性を偏愛する3人の男のストーリー。恋愛映画というのは概して拗らせ系だが、その中でも小学生並みのこの3人はアウトロー。勝手に震えてろとかは刺さったのだが、これはあまり刺激されなかったなぁ。いやそこは普通に声掛けろよ笑
キャストは天才的だった。拗らせ系男子を演じさせたら右を出る者がいない池松壮亮が主演。同じく不器用な役が似合う満島真之介・大倉孝二が脇を固める。滅多に見られない高杉真宙のクズ役も堂に入っていて良かった。
姫を演じるキムコッピも天才的だ。所謂美人ではないのだが、くしゃっと笑った顔にはつい夢中になってしまう。そんな感じだ。
もう少し前半から彼女の魅力を小出しにしていたら、もっと映画の世界観に入り込めたかもしれない。
傷つきたくない
アイドルオタクの男性ってこんな感じなのかなあと思ってしまいました。男同士妄想の中でワイワイやってたらそりゃあ現実逃避はできるし大人にはならなくて済むし、あっと言う間に10年位過ぎてしまいそうですよね。他の誰かに成り切って生きるのは責任を伴わないし、「見守る」というもっともらしい理由があればずっとこのままで居られるし。彼らの本音はただ単に傷つきたくないだけなんだろうなあ。あの狭い空間の中だけで自己完結して生きているのが、凄く自己愛に満ちていて現代的に思いました。
監督 どうしました ?
監督
出演者と一緒に 髪の毛 を食べる心使いが
あればきっと 優れた作品になっていたでしょうね
出演者があれだけ優れているのに
作品が ちんちくりんでした
いつもの監督の作品と思えないくらい
まとまりなく ストーリーも、はちゃめちゅ
例 ベランダから仲間を落とします?
監督の人間性が満載ではっきり見極めました。
プロ意識の高い池松氏 見事でした・・・が
作品を大事に思う気持ちも尊いですが
自分のお気持ちももっと大切にしてほしいです
人権侵害のレベルなのでは~。
『2018邦画大忘年会』inテアトル新宿にて
観逃していたのをスクリーンで観られて良かった。本当に最高すぎた。「百円の恋」以来の衝撃かも。好きとか愛してるとかじゃない、君と僕の間にあるこの確かなモノ。松居大悟さんやっぱり天才。去年観てたら5本の指には入った。この作品を奇抜な展開過ぎて受け付けないという人とはあまり映画の趣味は合わないかもしれない。
狂気
すごい映画だなあ、圧倒されている間に終わってしまったなあ、というのが率直な感想。
ここまで人の狂気、歪んでいるけれどパンパンに膨れた好きという気持ちを観るのは久しぶりな気がしました。いや、初めてかもしれません。
彼らは没頭できる何かを欲していたのかな。途中、アイドルオタクのようだとも思ったけど、マイナスな面も受け入れようとしているから、それとは少し違うけれど、恋愛とも言えない。みんな演技が素晴らしい役者さんばかりだからこそ、成り立っているとも思えました。んん〜色々な意味ですごいものを観たなあ。
ただの変質者
三人の変質者がそんなに可愛くもない(ごめんなさいね)女に一方的に執着し続けるだけの映画でした。ほかに語る言葉が出てきません。
あと、池松壮亮にあんなことまでさせるのはむしろ胸糞が悪くなるだけ。池松にこんな役で体を張らせるくらいなら、真利子監督に「宮本から君へ」の続きを撮ってもらいたいよ。あの先はもうTVじゃ無理な描写なんだから。
怖い。池松くん怖い。描写がきもちわるい。ヒロインが絶妙なビジュアル...
怖い。池松くん怖い。描写がきもちわるい。ヒロインが絶妙なビジュアルで逆に怖い。
この映画で伝えたい事がイマイチ私には分からなかった。とゆうか理解が出来なくて怖かった。
YOUが良かった。向井理はいつもの方がいい。
ある意味トラウマ系映画だった。
マドンナのいる青春
かつて通っていた大学のフランス文学科は総勢66人のうち、男子44人に対して女子が22人だった。受講する科目は人それぞれなので、同じクラスといっても必ずしも仲がよくなる訳でもなく、男女比も特に意味を持たなかった。
しかし22名の女学生の中にひとりだけ、おっとりした育ちのいい感じの美人がいた。入学して間もなく、同じ仏文科のクラスの男子学生のほとんどが彼女をとても好きになった。誰もが彼女と会えることを楽しみに通学していたと思う。もちろん当方もそのひとりであったが、多くの男子たちと同様に、彼女と付き合いたいというよりも、遠くから眺めていることで満足していた。それは2次元のアイドルを大切にするオタクたちの心理に似ていて、彼女の存在が心の中にある灯のように光と熱を与えてくれていた。しかし心の奥底で、いつかみんなに祝福されながら彼女と結ばれることを微かに夢見ている部分もあった。文学部だったので彼女を漱石の「坊ちゃん」に出てくるマドンナと重ね合わせ、いつしか男子学生は皆、彼女を名前ではなくマドンナと呼ぶようになった。
この映画を見て、学生時代を思い出し、マドンナを思い出した。マドンナのいた4年間の学生生活は、マドンナのいない4年間を考えてみたとき、かなりマシな4年間だったと思う。本作品の3人の若者たちにとって、韓国人女性のソンはマドンナだったのである。マドンナは彼女でもなく、恋人でもなく、ましてや婚約者でもなく、マドンナはマドンナなのだ。そしてただ生きているだけで自分たちの心に灯をともしてくれる、あたたかい存在なのである。
池松壮亮がいい。この世界に何の望みも持てなくても、彼女を見つめていることで生きていけるという若者独特の気持ちを、ストレートにではなく様々な行動や言葉、表情であぶりだすように表現する。物語が進んでいくのにつれて、彼らの気持ちがだんだんわかってくる。その気持ちは次第に、向井理が演じたチンピラにも伝わっていく。心に灯をともす存在は誰にとっても必要な存在なのである。
必死で青春を生きた彼らの姿に、人生の切なさがこみあげてくる。人の心を上手に描いた佳作である。
ただの変態トリオかと…💧
どの立場からの目線で観るか…
いずれにしても、あの3人は狂ってるでしょ😧
いくら姫とか言って崇めてても、
どんな理由でどんな価値観で居ようとも
アレだけ監視されてたら、
普通にキモくて嫌われるに決まってる
と言うのが、常識的な感想……
だけど映画だし、
せっかくなので楽しみたい♬
ヤクザが入ってきてからかな?
やっと楽しみ方が分かって、
それからは爆笑する場面が沢山ありました
新宿の映画館であれだけ笑い声が聞けたのも珍しく、それも全て演者さん達の演技力が素晴らしく、皆さんとてもハマり役で
YOUの言うアドリブみたいなセリフ、
私も思ってたんだって!と突っ込みたくなった😄
長すぎず時間的にも丁度いいし
犯罪者を美化している所は多々有りますが
大人の中二病とでも言いますか…
狭い世界の人間模様🌀
度が過ぎた演技を是非とも見て頂きたいと思います
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