「10年間をかけて、自我を奪われ、自我がないことを思い知らされ、自我...」君が君で君だ まきさんの映画レビュー(感想・評価)
10年間をかけて、自我を奪われ、自我がないことを思い知らされ、自我...
10年間をかけて、自我を奪われ、自我がないことを思い知らされ、自我を取り戻していく話、と、とらえていいんでしょうか。
野郎三人の、強烈な片思いの話ですけど、好きなものに対する自分のスタンスを当てはめてみると、女性目線でもぐさぐさきました。
とにかくすごい熱量。
「なにやってんの?」って、映画じゃないと笑えない行動やセリフ満載ですけど、それすら三人それぞれの「正義」に見えてしまう。スイートプールサイド思い出しました。
見た目、歌、考え方、と、姫の好きなタイプそれぞれを持った三人だから、
みんな集まっちゃえば姫の好きなタイプなのにね?!何で姫を本当の意味で共有できないのかな?!っていうジレンマもありつつ、
名もない兵士も三人集まれば、姫の心を動かせるんだ...!って、なんだかよくわからない勇気も出るお話でした。
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