「ストーリー、CG、戦闘シーン全部0点。」ワンダーウーマン 1984 rekさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリー、CG、戦闘シーン全部0点。
まずストーリーが結構ひどい。
石は願いを叶えるけど取り消すこともできるっていうのは流石に都合良すぎる。
解決方法を石を壊すだけにして黒幕のマックスを倒しにいかなきゃ、の方が良いと思うのは俺だけなのかな?
まさかラスボス戦話し合いで終わると思わんやん…
つかマックス。全世界中継してる時真実の投げ縄足首ににくくりつけられて「やめろぉ!」って言ってるくらいなら今立ってる発信源みたいな所からのけよ…
…あと全世界の願い事一気に叶えたら世界が大混乱するのわかるやろ。なんで息子置き去りにしとんの?
ストーリーのひどいは部分まだある。
ダイアナの亡き彼氏のスティーブが石によって蘇ったけど容姿は別人だったのに、なんで速攻ラブラブできるの?ゾッコンやったら外見も全部愛してるやろ。抵抗あらへんの?イケメンやったらなんでもええんか?
そのせいで終盤のお別れのシーンも全く感情移入出来なかった。何せ外見別人やから。
そしてCG。
本当にちゃっちい。
空飛ぶシーンがちょっと前にテレビでやってたTHE MANZAI冒頭のビートたけしが飛行機で落とされてる時のCGみたいだった。合成にかなりの違和感。
エンドロールでわかったけど全体的に携わってるスタッフめっちゃ少ない。それのせいなのかな…
スティーブと別れた後全力疾走するシーンはカンフーハッスルのあのチェイスシーンを彷彿とさせる。観ててすごい懐かしかった。
最後に戦闘シーン。
これもひどい。
個人的にストーリーとか酷くても戦闘シーンが良かったらあったら映画自体満足するんだけど、そもそもこの映画戦闘シーンが究極に短い。
多分キスシーンとかラブラブしてる描写の方が長い。若干誇張入ってるけどそれくらい短かった。
バーバラとの戦いもまあチープ。
まず一回戦。
ここは特に言うことなく唯一面白かったけど、最後の方ダイアナを柱ごと吹っ飛ばした後倒壊してきたけど、その柱の質感めっちゃ悪くなかった?
めっちゃ太い柱だったからあのサイズだと数百キロは余裕であると思うのに、なんか…発泡スチロールが落ちるみたいな…コテコテン…って感じやった…
そして2回戦。
真実の投げ縄vs電線のターザン対決とか誰が見たいん?あまりにも迫力がなさすぎる。
決着も納得いかない。
電線に感電して戦闘不能になるならなんでさっきまで電線の切れ端握れたん?ターザン中おもっきりバチバチしてたやん…
そもそも石の願いで叶えたダイアナ同等のパワー+全世界の願いを叶えた代償に貰えた戦闘力ってあれでやられるくらい雑魚いか?ほんまにめちゃくちゃ。ほんでそん時ダイアナノーダメやったし…
これはDC特有のあるあるなのかもしれないけど、いらんところにスローモーション使いまくってるせいでめっちゃテンポがダレる。この作品に関しては元々戦闘シーンのボリュームが無い分スローのほとんどは本当に蛇足でしかなかった。
てかさ、数秒だけ日本のシーンあったけどさ、あれ明らかに広告よな?実在する企業とかお店がこれまたちゃっちいCGでビルに貼り付けられてたやんな?
映画館で映画観に来たのに途中でCM挟まんといてや…
まっだまだ言いたい文句はいっぱいあるけど疲れたのでここまでにしときます。参考にしてもらえると嬉しいです。