劇場公開日 2020年12月18日

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「イタコ・LOVEとか、猿の左手象牙の塔とか」ワンダーウーマン 1984 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0イタコ・LOVEとか、猿の左手象牙の塔とか

2020年12月19日
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単純

興奮

1984年のアメリカ、ダイアナの働くスミソニアン博物館に一つだけ願いが叶う石が鑑定に持ち込まれ、その石の力により巻き起こって行く欲望の話。

前作知らなくても楽しめるであろうけど。やっぱり知らないとちょっともやもやするであろうところを補っているのか、恐らく初見さん向け?な幼少期のダイアナからスタート。
まあ、何の補完にもなってない気もするけどね。

FBIからの鑑定依頼で預かった石を巡り、物語が進んでいき、石の力や謎を追いつつ、ダイアナの力とスティーブとの関係や思いと、彼女に憧れるボッチのバーバラやマックスロードの陰謀とみせて行くストーリーは面白かったですよ。とても。

ただ、ムダに引っ張るシーンやそもそもいらないであろうシーンが多くちょっとダレるし、ご都合主義は目を瞑るとしても、いくらなんでも何でも有りだったり、終いにはそんな終わり方?確かにワンダーウーマンの持つスキルではあるけれどねぇ。

ホワイトハウスでスティーブが願えば終わっていたし、内容の割にやはり長いし、思ったよりラストが肩透かしだし。

つまらないという方の気持ちも判る物足りなさと怠さがあったかな。
と歯切れの悪い作品だった。

Bacchus