IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。のレビュー・感想・評価
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ドラマ版未見の方は、ぜひ見比べて
前作のレビューで「もともとS・キングの小説には想像力豊かに恐怖を描く魅力があるのだから、ばかでかい音で驚かせる凡庸な演出に頼ってほしくなかった」と書いたが、残念ながらその点は続編も同じ。2作目でアトラクション感がさらに増した気がする。 ホラー描写に「キャリー」や「シャイニング」などキング映画へのオマージュが感じられファンを喜ばせるが、ルーザーズの各人の回想・フラッシュバックはさすがに長すぎて中だるみ。1990年のTVドラマ版はもっとコンパクトだったし、CGの派手なVFXがないぶん心理的な怖さを工夫していたのが好ましかった。クリーチャーはチープだが、それなりに味わいがあったし。 あと個人的な好みだが、べバリー役は前作の子役ソフィア・リリスが成長した姿を想像すると、ジェシカ・チャステインよりエイミー・アダムスが適任だったのではないか。演技力の話ではなく、顔立ちと雰囲気の点で。
中華料理屋で酒宴を持った6人。 そこですでに恐ろしい目に遭ってしまう。 169分と長めの映画だが最後の最後までこれが続く。
動画配信で映画「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」を見た。 2019年製作/169分/R15+/アメリカ 原題:It: Chapter Two 配給:ワーナー・ブラザース映画 劇場公開日:2019年11月1日 ジェシカ・チャステイン ジェームズ・マカヴォイ この映画は元々2作を撮るという構想だったようだ。 1作目の『IT/イット』は2017年にロードショーで見た。 あれからもう7年経っている。 それぞれ16才だったベバリー(ジェシカ・チャステイン)や ビル(ジェームズ・マカヴォイ)やリッチーたち7人は27年経って、 43才になっていた。 時は2016年。 全米各地に住んでいた彼らを マイクが皆の故郷のメイン州デリー(架空の町)に電話で呼び寄せた。 なぜなのか? デリーではまた児童失踪事件が続発していた。 ビルが子供の時の自分の自転車を見つけた質屋の店主は見覚えがあった。 どう見ても、原作者のスティーヴン・キングだ。 7人はIT(それ)と戦うために集まるはずだったが、 一人足りなかった。 中華料理屋で酒宴を持った6人。 そこですでに恐ろしい目に遭ってしまう。 169分と長めの映画だが最後の最後までこれが続く。 怖いという言うよりも気持ち悪いという方がピッタリかもしれない。 満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
デリー
2024年7月14日 映画 #IT/#イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 (2019年)鑑賞 続編にして完結編。27年後を舞台に再び現われたペニーワイズに立ち向かうべく再結集した大人になった“ルーザーズ・クラブ”の仲間たち 前作に比べ派手で大掛かりなシーンが多かったのが残念でならない
ペニーワイズとの最終決戦
前作の登場人物の27年後。 恐怖の存在ペニーワイズのパワーアップにともない 怖いシーンの映像のクオリティも高くなった。 緊張感が無く相変わらず怖さより不思議さが協調され、 BGMと登場人物の演技力で、いま怖いシーンだなとわかる。 カメラワークや演出が一流。
前作より楽しめました。 下地ができてたからかな、自分の中に。 過去...
前作より楽しめました。 下地ができてたからかな、自分の中に。 過去のトラウマを克服する、がテーマだと思ってます。 前作も対ピエロというより、しんどい環境の克服みたいな感じだったような。 怖いシーンも、わかってても怖くて、楽しめました。
アトラクション感覚ホラー
率直な感想は、怖くはなかった!良い意味でも悪い意味でも、楽しかった!です。 前作のヒットでの儲けがあったせいでしょうか!?ものすごくお金をかけた豪華なホラー映画という印象です。 ピエロだけに、まるでサーカスや遊園地を体験しているのかと錯覚するほど、様々なホラーシーンがせわしなく繰り広げられるため、ホラーアトラクションに乗っているような気分になります。 精神的に訴える恐怖ではなく、視覚、聴覚での恐怖なため、モンスターやCG、要所要所の爆音やらが目白押しで、ドキッっと驚くことはあっても、心底震えるような怖さは余りありません。 ドキッなシーンも音には驚くのですが、ホラーお約束の来るぞ来るぞ~!なんでそこ開ける!なんでそこに行く!なシーンが沢山あるのですが、ちゃんとお約束通り来ます!なので途中からそういったシーンでは、ドキドキせずもうお約束通り来る!と思って鑑賞すれば、なんだか楽しく感じれるのでした(笑) ラストのペニーワイズとの闘いは、ものすごく忙しい。次から次へとルーザーズクラブのメンバーに襲い掛かる恐怖体験は、アトラクションそのものでした。
何だか爆笑してしまうところが、何カ所か
1部のイットは、見えない怖さで、結構コワかった。けど、こちらの2部は、見える形で、襲ってくるのが、作り物っていう感じだったので、思わず爆笑!最後は、クモみたいな宇宙人。宇宙人が捕食した地球の生物の形になって、たまたま人間のペニーワイズを食べたから、あのピエロだったのかな。あとは、ゾンビが運転できたりと、コワくなさずぎて…。自転車売った店主はスティーブンキングだし、笑えるところ満載でした。
緊張と緩和になっていない
「怖いことが起こるだろうなー」と思ってたら、普通に予想通りくらいの怖いシーンになる…、というのが延々と続きます。いわゆる緊張と緩和になってません。 前作同様、いつまで学校の怪談を観てる感覚です。 物語の本質は人としての成長にあるんでしょうが、土台になるホラーが質・量共にショボく、ミスマッチになってます。 そして長い…。
前作からの謎解決
前作が面白く、ホラー苦手ながら鑑賞させていただきました。 前作ではいくつか謎を残したまま終わってしまいましたが、謎も解決してくれております。 青春映画感も残っており、爽やか感もありますね。ホラー映画なのに。 3時間近い長尺ですが、飽きずに観れました。 一人一人丁寧に描かれてるので、しっかりやるとなるとこれぐらいの上映時間になるのかな。 チャリンコの置き方は大人になっても変わらずで安心しました。
怪獣映画?
ストーリー上、必要なのかもしれないが、各人毎のストーリーを数珠つなぎに観せられる所が、テンポが悪い上、何処かで見た様な演出で退屈。クライマックスも怪獣映画を観ている様で、一つも怖くない! 前作の方が、数段面白かった様に思う。
ホラー版スタンドバイミーだ
前作がB級ホラー映画っぽく、しかもかなり陰湿なシーンも多く内容的にはいまいちだったが、個人的にはソフィア・リリス(べバリーの子役)がお気に入りの女優の一人になってしまった。 今回は27年後のべバリーをジェシカ・チャステインが演じていた。他にも知っている俳優が多かったせいもあるが、全体的に特撮や色々な映画のオマージュの演出等を含めA級に格上げされた感じだ。 ジャンルとしてはホラーなのだろうが、前作に比べるとショッキングシーンが控えめとなり、ホラーというより「インディ・ジョーンズ」のような冒険映画に近くなっていた。少年時代と現在を巧みに重ね合わせて、彼らの絆の強さを良く表していて、「スタンド・バイ・ミー」のような感動を覚えた。ただ、169分はちょっと長すぎた。 (お詫び:前作でホラー版スタンドバイミーのようなものを期待するとがっかりするとコメントしたが、確かに前作はそう思ったが、こちらの完結編ではまさにホラー版スタンドバイミー的な感じだった) 今回、ソフィア・リリスの出番は余りないのかと思っていたので、意外に多かったのは嬉しい誤算だった。これからも注目していきたい女優の一人だ。
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