「過去と向き合い、恐怖に立ち向かえ!」IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
過去と向き合い、恐怖に立ち向かえ!
"IT/イット" 二部作第2部。
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替,レンタル)。
原作は未読。
前作から27年後、それが再び動き出す。ルーザーズ・クラブの面々が再集結し戦慄のピエロ、ペニーワイズの息の根を止めるため、最後の戦いを挑みました。あの頃と向き合い、全てを終わらせ、今を変えるために。ペニーワイズが仕掛ける狡猾な恐怖と罠に苦しみながらも仲間との絆を武器に立ち向かう彼らに待つジ・エンド。その先に待つものとは?
前作以上に悪趣味な恐怖に悶絶。身も凍るほど怖かった。そう。大人になったからと言って、怖いもんは怖い。彼らもいい歳の大人になっていましたが、やっぱり怖いもんは怖い。
ペニーワイズって、子供にしか見えない存在だったのではなかったか。と云うことは彼らは体は大人でも、まだ「子供」のままなのかなと思いました。今回の戦いで通過儀礼が完了し、やっと大人になれたと云うことかもしれません。
ペニーワイズの好物は「恐怖」。ならば恐怖を克服することで、ヤツの存在自体を無力化することが出来る。過去の自分と決別し、恐怖を乗り越えたことで彼らは強くなり、本当の意味で大人になることが出来た。ホラー映画の仮面を被った大人の「スタンド・バイ・ミー」。良作でした。
[余談]
ペニーワイズの正体に「?」。
地球外生命体なの?
※修正(2024/05/07)