死霊館のシスターのレビュー・感想・評価
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最後まで楽しめる
死霊館シリーズと言ってもこの作品はほかの作品を観ていなくても楽しめます。また、最初から最後までホラー満載なので、最後までドキドキが止まりません。
内容も個人的にはなかなか面白かったです。
雰囲気は最高
1950年代のルーマニアにある修道院が舞台というだけでゴシック・ホラーの雰囲気が強烈で十分怖い。ほぼ全編が薄暗い修道院内での出来事であり、しかも夜の描写が多く、おまけに天候はほとんど曇りや雨なので、なおさらゴシック風味やジメジメ感が増す。
薄っぺらい
「ドッキリの連続」が好みならどうぞ。でもそれってホラーと言えるの?ビックリするけど怖くはない。そんな感じ。
ルーマニアの田舎、禍々しい修道院など単体要素は素晴らしいのに、それらの表面しか活かせていない。
只管脈絡のないビックリドッキリが連続し、その霊障にも共通点など無い。あちこちから手が出たりゾンビが出たりで、この手の映画では珍しく何度も寝そうになった。
名作「エンフィールド事件」には程遠い。物語の推進力は皆無。日常にじわじわと忍び寄る恐怖、徐々に増して行く恐怖型ホラーが好きな人はガッカリする事請け合い。
昔風のCG 特撮に頼らないアナログ的ホラー
おばけ屋敷な物語でアミューズメントのアトラクション的な出来映え いきなりこの作品だけ観た方は背後関係は不明だが雰囲気だけでも十分楽しめるけどこの邦題は新感染の様なシャレ 原題の意味が何だか気になる?
悪魔の壮絶な自滅
ストーリーに内容が無い分演出で怖がらせるのかと思いきや、いきなり大きな音を出して怖がらせるという稚拙な怖がらせ方に終始していた。
それにも慣れてくると、大したことのないイベント(例:遠くに手が!)にも無駄に大爆音が流れ、コメディ映画のようで笑ってしまった。
又、主人公3人がほとんど何もしていないにもかかわらず悪魔が一掃され、ラスボスも神器を見て勝手に消滅と言うお粗末な展開であった。
最後に主人公の一人に乗り移るが、恐らく今後も大した活躍は期待出来ないであろう。
そして期待は裏切られた
前回の「死霊館 エンフィールド事件」が良く出来ていたので、何時も期待して見に行きますが、見事に期待を裏切られます・・・・
本作品、「エクソシスト」系でしょうか、幾らでも話は作れますが、しかし、見せられるこちらの身になって欲しいな・・・
ま、「エクソシスト」同様、キリスト教などの映画って日本人には正直理解し難いモノがありますね。
悪魔が強いのか弱いのか、神父たちが強いのか弱いのか・・・・
相変わらず音で人をびくびくさせるだけ・・・・
予告編は凄く怖く出来ていますが・・・・・
しかし、この手の作品ってキリスト教からクレームとかこないのかな・・・
そろそろ、「死霊館」とか「アナベル」とか、シリーズやスピンオフとか止めにしてもらいたいものだね・・・・
聖なる象徴への冒涜
死霊館本編とはテイストの異なる、ゴリゴリのゴシックホラーアドベンチャー。
強引に一作目に繋げる感じ、嫌いじゃない。急いで予習復習して良かった。フレンチ…!
ストーリーはあって無いようなもの、超王道。日常を徐々に侵食され喰われ飲み込まれていくような恐怖は皆無。
正直物足りない気持ちもいっぱいあるけど、ゴテゴテした出来事が次々起こるし、そのビジュアルや力技感が好きなので楽しかった。
悪魔も銃とか使うんだ、という残念な発見は置いておいて。
キリスト像やマリア像、十字架など聖なる物の象徴を冒涜するような霊障が大好きなので、首の取れたキリスト像は非常にゾクゾクして良かった。
欲を言えば墓や廊下の大量の十字架を全部逆さにして欲しかった。
若シスターはともかく経験のある神父がだいぶチョロかったのが残念。
恐怖に足を踏み入れる際の違和感が気になって、怖いシーンを作るための行動にしか見えなかった。
大体ホラーなんてそんなもんなんだけど、人間側が霊障に抗いつつその抵抗を押しのけた恐怖演出に強い魅力を感じるので。
何だかんだ言いつつ、ホラーのアトラクションムービーとして気軽に楽しく観られる好きな作品。
シスターの装いが白も黒もとても美しくて好き。
主演のアイリーンがウォーレン妻にそっくりだなと思っていたらまさかの実姉妹。これは胸熱すぎる…彼女に憑依して欲しかったな。
無手勝に解題
神に仕える尼僧の姿をした悪魔ヴァラクは冒涜の象徴。
移民と女性と過去に挫折した旧世代(神父)がそれと戦う話。女性は悪魔よりもしたたかで強い。
「今は祈るより行動するとき」
1408号室とサイレントヒルを混ぜた感じ
シリーズ全部見ておりますが下から数えた方がいい感じのレベル。まず驚かし方がワンパターンすぎて飽きます。気づいたら後ろにいます系3回位やります。
あと今回は心理的な怖さよりゾンビ的な物理的な怖さに比重が偏っておりますので怖さに個人差がでるかと思います。
ストーリーも大筋のストーリーに悪魔の幻覚エピソードがこれでもかってなってくるので脳みそに混乱をきたします。個人的にはこの要素はいらない。
ただ良い点としてはゴシックホラーとしての舞台作りと設定が素晴らしい。例えがゲームになって申し訳ないがダークソウルやクーデルカといったダークファンタジーの雰囲気を出していて視覚面で楽しかった。
でも映画としては総じてこの評価になってしまうのが仕方ない。
近年ちゃんと作られたホラーって少ないから次作頑張って!
首縊り修道院の恐怖
大ヒットホラー『死霊館』の続編『死霊館 エンフィールド事件』で登場した尼僧姿の悪魔ヴァラク。
額縁から飛び出して観客をガクブルさせた(←は?)その悪魔の起源を描くスピンオフ作!
神に仕える尼僧を装った冒涜的な姿のヴァラクは近年稀に見る恐ろしさのホラーキャラだと思うのだが、
そのヴァラクさんが主役となると、よっぽど怖い映画を期待せざるを得ない訳である。
...
で、これはもう最初に書いてしまうのだが……並のホラーよりは怖い。並のホラーよりは怖いが、
期待したほどの恐怖は得られなかったかな。『死霊館』関連5作品の中では3、4番目位の怖さだろうか。
本作を気に入っている点は多いが、今回はまず恐怖演出についての不満点から書き出してしまう。
本作の後でシリーズを観直して感じたが、『死霊館』1・2作目の恐怖シーンはひとつひとつが長い。
物音やオブジェで違和感を与えた後、『今にも何かが襲ってくる』という雰囲気を執拗なくらいに
じわじわ高めていく。観客が怖くて見つめたくない所を延々と映し続けるんである。
本作は、その『見つめたくない所を延々と映す』間が、やや短い。闇の奥からぬうっと滑り来るヴァラクとか、
直立死体の群れを抜けるシーンとか、めっさ怖いんだからもっと長々ネチネチやっても良かったのに。
簡潔に言えば『もっとドSな怖がらせ方でも良かった』ということ。
最初に書いた通り、並のホラーと比べれば怖い方なので、これは割と贅沢な不満点。
だけど……ヒヒ……足りねえ……なあ、もっとだ……もっと怖がらせてくれよおッ!
(ホラー映画の観過ぎで筆者は少し気がふれていますご了承ください)
怪異が色々と出過ぎてヴァラクさんの影が若干薄く感じたり、『アナベル』2作目のシスターの話と
イマイチ辻褄が合っていないように感じたりといった点も若干気になったかな。
あと、日本人的な感覚なのだろうが、やっぱ肉体を持った怪物などの物理的恐怖より、悪意の所在が不明瞭な
精神的恐怖の方が怖い。で、本作は他シリーズより物理的恐怖が少しだけ濃いめに感じる。ゾンビ的なアレとか。
...
だが本作には、過去の『死霊館』シリーズや他ホラー作と比べても魅力的な点がある。それは、ゴシックホラー――
深い暗黒や古びた廃墟等が放つ、重厚でミステリアスな空気を湛えたホラーとしての風格である。
舞台は1952年、ルーマニアの寒村にある修道院。村の外れの森にあるその院の周りには、建物をぐるりと
囲むように大量の十字架や墓が乱立している。3ヶ月ごとに食料を運ぶしきたりは100年以上続いているが、
村人は中で何が行われているかを知らず、それどころか修道女の姿を殆ど見たことがない。
ある日、修道院の外で尼僧の首吊り死体が見つかり、修道院の素性調査のために主人公――神父と
見習い修道女――が派遣されるが、主人公達が中へ足を踏み入れても、人の気配が殆ど無い……。
この設定からして忌まわしさ全開だし、この修道院や、修道院を囲う森の重苦しい雰囲気も物凄く良い。
夥しい数の十字架が乱雑に立てられた森や、修道院なのにどこか冒涜的な空気を感じさせる礼拝堂など、
黴臭い死のにおいがそこら中に立ち込めているような“穢(けが)れ”た雰囲気が堪らなく怖い。
いたずらにドッキリさせるのではなく、思わず顔がひきつるような忌まわしさを覚える演出の数々も好み。
いつの間にか姿勢を変えている死体、数ヶ月経っても渇かない血の跡、
顔の見えない尼僧たち、生埋めを知らせる墓の鐘の音、水面に立つ者……
...
修道院とヴァラクの関係が明かされるシーンはもっとじっくり描写してほしかったが、不気味で陰鬱な
雰囲気や少しずつ紐解かれていく修道院の呪われた歴史についてはメチャクチャ好みである。
また、生涯を神の道に捧げることに迷いを感じている見習い修道女アイリーンが、他の修道女たちの
想いを知るうちに自らがどんな道を歩むべきかを決意していく成長ドラマも熱かった。
最後にシリーズとの関連も示されるが……観直したらちゃんと登場してましたね、あの人。
後付けではあると思うけど、うまく繋ぎましたね。「お前だったんかい!」とね。
以上! 雰囲気抜群のホラーで楽しめました。観て損ナシの3.5判定で。
<2018.9.23鑑賞>
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余談1:
修道女アイリーン役タイサ・ファーミガは、ロレイン役ベラ・ファーミガの21歳離れた実妹だそうな。
どうりで顔が似てる訳です。ほんとに似てるんでちょっと混乱してしまったシーンもあったが、
物語上での血縁は無いようだった。ひょっとしたら遠縁だったりして。
余談2:
『死霊館』の大ヒットから拡張を続けている本シリーズは“死霊館ユニバース”と呼ばれており、本作で5作目。
今後も『死霊館』3作目や『The crooked man( へそ曲がり男)』が制作予定とのことで楽しみ。
しかしこれだけ続くと、そのうち『死霊館:インフィニティ・ウォー』みたいな作品が制作されそうね。
エクソシスツVS悪魔チーム! みたいな(なにそれ酷そう)。
劇場で!
ここ最近シリーズを自宅のテレビで見た時もじゅうぶん怖かったですがやはり劇場で見るとレベルが違いますね。
ストーリーは薄くラストに2作目のエンフィールドと繋がったぐらいしか良かった点はないですがホラー映画ってそんなもんでしょう。
ヴァラクはもう怖すぎ!
死霊館のシスター
なるべくネタバレしない様に書きますが、
最初から最後まで暗いシーンが多くて、兎に角見づらい。
細かい演出が分からないままどんどん展開し、未消化のまま取り残される感覚。
肝心な内容が雑というのが一番の感想だったし、恐怖シーンの演出が古典的といった印象。
静寂を与えて後ろからドーン!みたいな。
こっちかな?と思わせて逆側からドーン!みたいな(笑)
画像と音の重厚感はシリーズを通して一貫してさすがですが、正直なところそれに尽きるといった印象。
例えば、修道院の入り口の首つり現場の血が乾かないどころか、増える理由とか、その遺体が移動されている理由とか…
修道院の中での多くの修道女達の役割が不明瞭だったり、礼拝堂で24時間交代で祈り続ける必要がある意味や、「祈りの最中は振り向いてはいけない」といった警告が何に繫がるのか?
その場面場面の演出は怖いが、それが全て最終的にストーリーに連動する事なく、兎に角怖いシーンの連続といったところ。
さらには見習い修道女のアイリーンを含め、3人の主人公達が強すぎる。
もちろん、最後に悪魔に勝つ為に強さは必要なのは分かるが、ストーリーの中で起きる怪現象は結果的に3人には何も通用しない。
後半は安心して見てられるというか、3人は各々に襲われても、暗く迷路の様な修道院の中で何度も巡り会える奇跡のオンパレード。
点と点が線に繫がるという、謎解き要素ほぼ皆無。
そういう意味ではアベンジャーズ的3人。
ホラー映画好きとしては、洋物ホラーの独特の空気感やら重厚感は十分楽しめたのだが、もう一度見たいかと言うとそうではなく、内容は無いよ〜って事で終わりたい。(汗
2018-99
なんで一人で行くん(笑)
はいキタこれ好き。
まず『死霊館』シリーズ大好きなのです、はい。
だから公開前からかなり楽しみにして、予告編で既にかなりびびり、早速観てきました。
ここでの評価は低いですが、私はかなり楽しみ、かなり指の隙間から見て怖がってきました。
ヴェラ・ファーミガの妹さんが主演してくれるなんて、ファンとしてはそれだけでもテンション上がる。
ジェットコースタームービーなので、好き嫌い別れると思いますが、昨年のアナベルが好きだったら是非観てほしい。
今作、ホラー名物「なんで一人で行くん」が多発(笑)やっぱこれがないとね。もはやレギュラー。
他にも「なんで夜に出歩くん」、「なんで怖い思いした上で居残るん」ももちろん。
上映時間は短いものの、結構びびらせてくれるので満足でした。
始まりの物語なので、シリーズ見てなくても全然大丈夫です。
アドレナリン出まくって汗かいて、映画館の外のほうが秋だった。
アイリーン
ヒロインのアイリーンがめちゃくちゃ可愛いから見た方がいい!。ホラー作品もアクションと同じで、そのシチュエーションを楽しめない人は興ざめすると思う。リアリティは皆無だけど、驚きたい人にはオススメ。
何故かラストで『デモンズ』を思い出してしまった。(笑)
見せ方で恐ろしいとか怖いと思えるような作品ではないかな。
音でビビらすタイプでしょう。
ってか、一番恐ろしいのは、シスターの毒霧攻撃だったり。(笑)
物語自体、何しに来たのかが徐々に解らなくなっていく神父と、やる気がなかったシスター見習いが一人前になる過程+災いの元凶を炙り出す謎解き要素を取り入れた内容って感じ。
ラストかな。
本筋に繋がるように終わらせたのは立派。
ただし、ラストの変貌する流れを見て、何故か『デモンズ』思い出してしまった。(笑)
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