「もう一度君を見たかった」アリー スター誕生 くりさんの映画レビュー(感想・評価)
もう一度君を見たかった
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場末で唄うシンガーが
スターになっていく話でした。
人気のミュージシャンであるジャックが、無名のアリーの才能と人柄に
惹かれるていく様子が素敵でした。
ライブでの初参加の
その声量と高揚感に溢れた歌声に、
鷲づかみにされました。
その後の流れは、
転がりゆく転落と
悲劇。
ラストステージは、
そのパフォーマンスに
スクリーンに釘づけになります。
ガガのライブパフォーマンスも
本作の魅力なんですが
栄光と挫折のなかで
クーパーがガガに向ける眼差しが
いつも優しい。
心に残ったのは、
去っていく彼女の姿を
目に焼き付けるために、
彼女を引き止める時に言った言葉。
~もう一度君を見たかった。
1回目は
出会って飲んだ後、
彼女を家まで送った時
家に帰る彼女を車から見送るとき。
2回目は
ジャクソンが退院後、
死ぬと決めた心を、アリーに
悟られないように、
彼女にライブ会場に後で
行くと嘘をついたとき。
恋をすれば
その存在を
いつもそばに感じていたい。
目をとじれば
いつも彼女が浮かぶ
死ぬ瞬間も。
人生の選択は
なにを選ぶかで
生きている実感が違う。
それが体験できる作品でした。
二人の唄に再会したかったので
サンドトラック買いました。
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